前回記事の西浜田駅の西隣の駅となります。
-JR周布駅-
・路線 JR山陰本線(京都-幡生間)
・開業 1922(大正11)年3月10日
・訪問 2008(平成20)年11月
・1日あたり平均乗車人員
89人/日 (2018年)
・近隣の都市駅
(京都方面) 浜田駅⇒2駅
(幡生方面) 益田駅⇒6駅
・鉄道での所要時間
東京駅から: 9時間51分
大阪駅から:6時間59分
※AM9:00発での最短時間
・駅規模ランク
ホーム ★☆☆☆☆ …1面1線
跨線橋 ★☆☆☆☆ …なし
駅舎 ★★☆☆☆ …平屋駅
▼ 山陰本線で浜田駅から西へ2駅の位置にあり、開業は西浜田駅と同じ1922(大正11)年で、浜田駅より西へ周布駅までの延伸時に開業した駅です。
なので、この駅も今年2022年でちょうど開業100周年です。
開業当初の自治体名は那賀郡周布村で、自治体名を名のった状態で18年存続しましたが、1940(昭和15)年に浜田市となり現在に至ります。
東京からだと鉄道では最短9時間51分と前回の西浜田駅から随分と短くなり10時間を割りました。新山口から北上し益田駅から東へ進むルートでこの時間でした。
大阪からは6時間59分とこちらは西浜田駅より5分短く、7時間を割っています。これも同じ新山口乗換ルートで、新幹線の乗換を岡山でするともっと時間がかかってしまいます。
広島で乗換えるとバス利用すれば逆にもっと短縮されますが、山陰本線でも逆にここまで西になると所要時間が短縮されるようで、江津市の中心外駅の辺りが最も時間のかかるエリアかもしれないですね。
1日あたりの乗車人員は89人で、沿線では多い方で、大田市や江津市の市の中心駅外よりも、浜田市の同様の駅の方がやや利用者数が多い(久代駅除き)傾向と感じます。
名所案内として3ヶ所挙げられていました。
古墳は手軽に行けそうです。
・三宅の瓢型古墳 南500m。徒歩10分。
・鳶巣山城 東1km。徒歩30分。
・大麻山神社 南西5km。徒歩1時間40分。
▼ホームは1面1線です。
え?1面1線??と一見なりましたが、右側の島式ホームは2001(平成13)年から使用されていないようで、線路のレールも右側が取り外されています。
右側ホームは稼働していた名残でそのまま残っていて、赤囲み部のように駅名標も名所案内も残ったままでした。これから13年くらい経ってるのでもうないかもしれませんが。
左側は駅舎裏で、何本もの柱で庇が支えられ、ホームの雨除け部分にもなっていました。向こう側には単独で屋根がつくられていました。
▼改札にあたる部分です。
きっぷ回収箱と当時あった乗車証明書発行機との間に小さな鉄柵?があり、改札の名残を思わせます。
▼駅出て目線です。
広場から出て、道路だけの感じですが一応駅前通りはありました。
商店街ではなく、住宅街でしたが。
▼周布駅の駅舎です。
青瓦の立派な駅舎で、隣の西浜田駅のように半分に切られる事なく、フルサイズで残っていました。
駅前広場は何もないただのスペースでしたが、車の駐車区画がありました。バスはここまでは乗入しておらず、近くの幹線道のバス停からここまで来ました。
最近の記事で沿線駅紹介しているので、鉄道で巡ってきたと思われがちですがスミマセン、殆ど鉄道は利用していません。鉄道移動はたまにした程度で、この辺りはバスでかなり移動しています。バスの方が圧倒的に本数が多いからです。
でないと1日に何駅も行けず、またバスで近く停留所まで行って、駅まで歩くうちに集落の賑わい?など町の様子も肌で感じ取れて良かったと思いました。
▼駅前広場含めた周布駅の周辺の風景です。
駅前に何にもないのも窺えます。
さて、このような巡り旅もそろそろ限界が近くなって来てて、これより西はほとんど行っておらず、一連のシリーズもそろそろ終焉です。島根県で西へ進むほど便数が減っていくのを感じていたので、山口県の山陰線めぐりはかなり厳しそうな気がします。
これらの駅について、一生upする事はないかもと思っていましたが、思い切って続けてみました。日の目を見る事ができて良かったと自己満足しております。
以上、周布駅でした。