江津市ではJR江津駅をupしていますが、この中心駅以外の駅をupしていきます。
-JR黒松駅-
・路線 JR山陰本線(京都-幡生間)
・開業 1918(大正7)年11月25日
・訪問 2008(平成20)年10月
・1日あたり平均乗降車人員 14人/日 (2018年)
・近隣の都市駅 (京都方面) 大田市駅⇒7駅
(幡生方面) 温泉津駅⇒隣駅 江津駅⇒3駅
・鉄道での所要時間 東京駅から: 10時間3分
大阪駅から:6時間52分
※AM9:00発での最短時間
・駅規模ランク
ホーム ★★☆☆☆ …1面2線
跨線橋 ★☆☆☆☆ …なし
駅舎 ★★☆☆☆ …平屋駅
▼山陰本線で下りだと大田市を出て江津市に入るという、江津市最東端の駅であり、江津駅まではわずか2駅の位置にあります。
開業は1918(大正7)年で、仁万-浅利間の延伸時に開業したという事で沿線のいくつかの駅と同じ日に開業しています。
東京からだと鉄道では遂に10時間越えの10時間3分(!)を要し、この駅から西は大体10時間越えになるかと思います。また大阪からでも辛うじて7時間切りの6時間58分を要します。この駅から西は7時間越えですかね。
1日あたりの乗車人員はわずか17人で、隣の石見福光駅よりほんの少しだけ多い状態ですが、どんぐりの背比べです。
1918年の開業から1954(昭和29)年までの36年間、この地は那賀郡黒松村であり、この間のみ自治体名と駅名が一致しており、1954年から江津市となり現在に至ります。
▼右側が見えにくいですが、ホームは1面2線です。
上り下りで線路が分かれています。
▼2線のホームから離れて、再び合流する線路の様子が見て取れました。
そして周りは殆ど緑に覆われていました。
▼ホーム上には準室内型の待合室がありました。
「準」とつけたのは、吹き抜け構造のようだったからです。
駅舎がないので、ホーム上に乗車駅証明書発行機がありましたが、今は多分ないと思います。
▼ホームが下り坂になり、構内踏切の形で出入口と結ばれています。
真ん中には、きっぷ回収箱がありました。
▼上の写真と反対側になりますが、駅出て目線がこんな感じです。
つまりはこの柵の向こうが駅前広場な訳ですが、そんな雰囲気は全然ありませんでした。
向こうには海岸が見えますが、黒松海水浴場というのがあります。
▼この猫は、黒松海水浴場で出会ったのですが、ナント黒松駅までついてきました!
野良猫が何百メートルという距離をついて来たことがビックリでした。
▼右側が黒松駅で、これは駅前広場にあたります。
ただスペースがあるだけの所でした。
柵沿いの左側がかつて駅舎のあった場所でしょうか。
いつ駅舎が撤去されたか不明ですが、1992(平成4)年には駅舎があったようで、いかにもという感じの木造板張りの駅舎だったようです。
平成以降の撤去なのに、その時期の記録が全く見られないのが不思議で仕方ありませんでした。
▼黒松駅の駅舎(のあったところ周辺)です。
緑深い中にあるような一見、秘境とすら思える雰囲気でしたが、電車が複数停まっていた貴重な瞬間に出会えました。
何せ人間より出会った猫の数の方が多かったもので…。
以上、黒松駅でした。