ひきつづき「赤穂線」シリーズ、今回は備前市を抜けて西隣の瀬戸内市の駅となります。
-JR長船駅-
・路線 JR赤穂線(相生-東岡山間)
・開業 1962(昭和37)年9月1日
・訪問 2007(平成19)年6月
・1日あたり平均乗車人員
1,153人/日 (2019年)
・近隣の都市駅
(相生方面) 西片上駅⇒3駅
(東岡山方面) 邑久駅⇒隣駅
・鉄道での所要時間
東京駅から:4時間14分
大阪駅から:1時間52分
※AM9:00発での最短時間
・駅規模ランク
ホーム ★★★☆☆ …2面2線
跨線橋 ★★☆☆☆ …屋根なし跨線橋
駅舎 ★★☆☆☆ …平屋駅舎
▼これもまた写真はすべて2007年当時のものにつき、諸々変わっている部分があると思われます。
長船と書いて「おさふね」と読みます。
JR赤穂線で兵庫県の相生駅から西へ走ると、備前市を抜けて瀬戸内市に入り、その最初の駅となります。西隣は瀬戸内市の邑久(おく)駅になりますが、利用者数は邑久駅の方が1.5倍ほど多く、ただ両者のどちらが市内の中心駅か、については明確なものはないようです。(どちらも旧町の中心駅でした)
1962(昭和37)年に、この4年前に開業した東隣の伊里駅から西側へ東岡山駅まで延伸に伴って開業した駅であり、東隣の香登駅などと同時に開業をしています。
開業当初は伊部駅同様「邑久郡長船町」という自治体に属していて、その中心駅でしたが、平成の大合併により2004(平成16)年に市制化された事に伴い「瀬戸内市」となりました。
▼駅舎のあるホームから、反対側ホームを眺めた様子です。
2面2線のホーム構成となっており、沿線駅の中では規模の大きい部類に入ると思われす。
▼2面のホームは、このような屋根なし跨線橋でつながっていますが、階段はそれぞれ逆方向へ降りています。
▼その屋根なし跨線橋からのホーム周辺の眺めです。
写っているのは、駅舎と反対側のホームであり、その周辺の様子でもあります。
駅舎のない側ですが、緑いっぱいの景色ではなく、それなりに何かしら建っている感じでした。
真ん前に大きな建物があるのは「コロンバイン」というところの工場で、被服類を製作しているとの事でした。
ホーム上の待合室は屋根こそありましたが、横壁は椅子の背もたれの高さまでという不完全なもので、室内型でもありませんでした。
▼駅から出ての駅前通りの様子です。
割とすぐにT字交差点があって、その向こうは住宅に挟まれた普通の生活道路という感じで、駅前通り然とした雰囲気はあまりありませんでした。
▼駅前広場周辺です。
駅を出て、右を向いたところの風景ですが、殆どが駐車場スペースでした。
▼長船駅の駅舎です。
平屋根の平屋駅舎でした。
北陸の小都市の中心駅の駅舎にこんなタイプのものが多かったですが、その事を思い出しました。
旧長船町では中心駅だったところでしたが、思いのほかタクシーが多く停まっていたのが驚きでした。
(赤穂線シリーズ)
相生駅 ー 西相生駅 - 坂越駅 ー 播州赤穂駅 ー 天和駅 ー 備前福河駅 ー 寒河駅 -(日生駅)※掲載なしー 伊里駅 - 備前片上駅 - 西片上駅 - 伊部駅 - 香登駅 - 長船駅 - 邑久駅