(2016年4月当時)
◆牛久へは2000年に初めて行きましたが、この時は駅の周りだけ寄っただけで大したものが見れなかったので、これまたどこかちゃんと訪ねよう!という事で、この時行った先は、、、
シャトーカミヤ! (現・牛久シャトー)
です。
牛久駅から北東へ徒歩7、8分程度の所にあるちょっとした公園エリアであり、日本初の本格的ワイン醸造場でもあります。
この当時は2016年でしたが「シャトーカミヤ」と表示されていました。翌2017年9月より「牛久シャトー」へ改名するとの発表があったといいます。Wikipediaで見ても「牛久シャトー」で出てきました。
元々は神谷傳兵衛(1856-1922)という人物が「牛久醸造場」として1903(明治36)年に創業したのが発端となっています。
◆牛久駅から歩いてでも行ける距離にある牛久シャトー(シャトーカミヤ)ですが、この日の帰りの時はバスに乗って帰りました。
牛久では1981(昭和56)年から始まった市内最大の祭りとして「うしくかっぱ祭り」が行なわれています。
時刻表ですが、コミュニティバスの割には結構本数がありました。
◆マンホールもカッパで「かっぱの里」と記されています。
市内に「牛久沼」という沼があり、そこにはかっぱ伝説があるといいます。そしてまた、かっぱの絵を多く残した画家のアトリエもあったといいます。
◆この時は2016年4月10日、桜の季節であり「桜まつり」と大々的に幟が立ち並んでいた頃で、このまつりの最終日でもありました。
桜もきれいでエリア内色んな所で咲き誇っていました。
◆当時のシャトーカミヤで園内案内図がありました。
当時、修理工事中であったようです。全館オープンまでしばらくお待ちくださいとありました。
素晴らしい建物もあれば「清風の森」「銀杏の森」などの緑もありでしたが、ワインセラーはこの時休業中であったようです。
◆牛久シャトーの本館です。
旧事務室ですが、2008年に国指定の重要文化財になっています。
ただし一般公開は行われていない、とありました。中を見る事は基本できないと思われます。
高い時計台になっている部分が薄いベージュのような同じ色で下まで続いているのがユニークな建物でした。
◆これは本館の下のアーチ状の部分をくぐって入って裏側に回った様子です。
表側の高い時計塔はこちらでもチラッと見えますが、壁面はこちらではすべてレンガ色になっていて、薄ベージュは表側だけでした。
◆本館をくぐり入った先のスペースは「サンクスガーデン」といいますが、その周りを本館と共に囲う形になっている建物のひとつです。
この建物は「神谷傳兵衛記念館」であり、ここの創始者の記念館にあたります。中は薄暗い明かりに照らされたギャラリーになっていました。
◆同じくサンクスガーデンのエリアですが、木の枝が鹿の袋角のような感じでビッシリ立ち並んでいて、これが妙に印象的でした。
◆まさに桜満開の季節でした。
遠くから撮っても近くから撮っても実に画になる存在感のある桜が見られました。
素晴らしい建物に桜が見られて一石二鳥気分でした。
◆ラストはこの写真ですが、敷地内で竹と桜が風になびく姿がありました。
竹と桜のコラボが実に素晴らしかったです。散る桜の花びらも沢山で、そこは切なげいっぱいでした。