愛知県北名古屋市の名鉄/徳重・名古屋芸大(とくしげ・なごやげいだい)駅です。
北名古屋市では、隣の西春駅をupした事がありますが、今回は市内で西春駅以外に唯一存在するこの駅の御紹介です。
-名鉄/徳重・名古屋芸大駅-
【路線】名鉄・犬山線 (下小田井-新鵜沼間)
【開業】1912(明治45)年8月6日
【訪問】2008(平成20)年5月
【1日あたり平均乗降車人員】 10,370人/日 (2013年)
【近隣の都市駅】(下小田井方面) 西春駅→隣駅
(新鵜沼方面) 岩倉駅→2駅
▼開業は西春駅と同じ1912年で、明治最後の年です。
徳重・名古屋芸大という長い駅名になっていますが、当初は単に「徳重」駅でした。2005年になって現駅名へ変更され、現在に至っています。この名前がついたのは名古屋芸術大学との契約によるものだそうで、ネーミングライツというやつですか。
隣の大山寺(たいさんじ)駅は岩倉市の駅です。
▼ホームは2面2線で、両ホームは跨線橋で繋がっています。
今のような寒い時期に大変助かる室内型の待合室がありました。
▼ホームからの跨線橋内階段部分です。
壁は白一色でした。
窓は地面と平行ではなく、階段斜面に平行に付いていました。
▼階段を上がった先の橋の部分です。
橋上駅舎につき、この右に隠れている部分(右側へ点字ブロックの伸びている部分)に改札があり、ここを通って両サイドに出口がある格好となります。
ここまでの写真はすべて初訪問時の2008年当時のものですが、この翌年2009年にバリアフリー化の工事が行なわれ、その際に上下線の改札がそれぞれ別個のものになりました。
この駅舎内壁もオール白色でした。
▼駅前の道路です。
「止まれ」の文字のすぐ向こうに踏切があり、これを跨ぐ形で両側へ歩道橋が下りてきています。
そしてここには「きたバス」として「徳重明芸大駅」バス停がありました。
北名古屋市のコミュニティバスとして西春駅を中心として運行されています。
▼徳重・名古屋芸大駅の駅舎です。
両ホームを跨ぐ歩道のてっぺんと、両サイドの出入口の先に駅名表示がありました。
ここまで記事の最初から2008年当時の写真ですが、次回再訪時にこの姿は変わっていました。
▼この下の2枚のみが、9年後の2017(平成29)年に再訪時のものです。
それまでひとつの改札から両方へ分岐して階段が下りていたものが、ここでは上りと下りとの分断がなされて、それぞれのホーム、改札と出口が繋がる形の構造へと変化していました。
駅前はそれほど変わっておらず、相変わらず駅前広場はほぼなく、すぐに幹線道の形でした。
両ホームは繋がっていないので、方向を確認してから改札を通ることがたいへん重要です。