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鳥取/鳥取⑨ 旧・用瀬町Ⅱ 流しびなの里をゆく!

鳥取県鳥取市、旧・鳥取市外編の第9弾として、旧・用瀬町エリアの続編です。

 

(2019年8月当時)

 

用瀬町第2弾は、いきなり街を抜けてメイン施設である「流しびなの館」が対岸に見える橋の前まできました。

橋は「ひいな橋」といい、朱塗りの橋を含め2本架かっていますが、車用と歩行者自転車用というわけではなく歩行者専用で、車では少し離れた場所に平行に架かっている用瀬橋というを渡ることになります。

 

▼ひいな橋のサイドには「流しびなの里 用瀬」の表記が見えます。

 

▼橋を渡っている時の様子です。

朱塗りの橋は内側から見ても画になります。

 

▼橋から眺めるこの川は「千代川(せんだいがわ)」です。

鳥取市の代表的な川で、52kmの長さがある一級河川です。

 

▼橋詰には

もちがせの流しびな

という事でカラー写真付きの説明板がありました。

1985(昭和60)年に「用瀬のひな送り」として、鳥取県無形文化財に指定されています。

1年間の無病息災を願って、お雛様をこの川へ流すのですね。

 

▼橋を渡ってきて、流しびなの館の本体です。

 

↓HPがありました。

nagashibinanoyakata.jp

 

▼中へ入って、上へあがる事ができました。

用瀬の街が展望できますが、ここから見えるものについて図で説明がありました。

 

▼という事で、用瀬の街を上から見下ろしました。

川沿いに集落が目立っていて、この千代川もですし、用瀬駅前の広瀬川も建屋が並んでいました。

 

▼上層の展望エリアから階段を下りていくところです。

そんな高い建物ではないですが、町が見下ろせていい感じでした。

 

▼入場券です。

凛々しいお雛様の写真で、鮮やかな赤をバックにいい感じに造られていました。

入場料は300円です。

 

▼流しびなの館は、その建物だけでなく、周辺も見ごたえのある所で、こんな見事な日本庭園のスペースもあります。

 

▼そしてその庭園の池にはコイもいて、なんならコイのエサも売店で売られていました。

 

▼観光物産センター お食事処

の表示が見えますが、流しびなの館と一体となったエリアが形成されており、単に館だけでない複合施設である事が分かりますが、この一ヶ所で色々と楽しむ事ができます。

 

▼流しびなの館等の一連のエリアを出て、前の橋を渡るところ、対岸の「喫茶・レストラン」の建物が目に入り、行ってみる事にしました。

 

▼という事でその喫茶店「どーりー」さんへ。

昨年多くの店舗が閉店した「TOSC」(鳥取生活センター)用瀬店の2階部分に併設の喫茶店です。

当時このTOSC用瀬店は営業していましたが、昨年の9月30日をもって閉店し、旧・用瀬町で買い物をするところがなくなると懸念され、引続き違うところが継承するよう交渉する、との話がありましたが、それから1年余り、現況がよく分かりません。

この喫茶店だけ残っているのだろうか?と気にもなっています。

昔からあるようで、昭和の趣がそのまま残った感じの喫茶店でしたが、ここでは少し遅めのモーニングを頂きました。

 

用瀬駅前に近い広瀬川沿いへ戻ってきました。

古民家を利用した飲食店もありました。

 

▼個人的に大好物の?バリバリの板張り家屋がありました。

窓がまた古風で、「さん」というか枠の具合が昭和でした。

▼これまた好物というか、野良猫に出くわしました。

ここでは黒ネコに遭遇しました。

目も合っていい感じでした。

 

▼用瀬消防団 格納庫

とありましたが、こういう現在機能しているかどうかみたいな建物も大好きです。

コンクリートそのものの色も渋く、扉の模様も独特な感じでした。

 

▼用瀬地区公民館の辺りですが「伊能忠敬も歩いた用瀬」なる説明板があました。

1813年に山陰に入り、翌年11月には隣の旧・河原町を出発し、この用瀬へと至ったとありました。

忠敬は1745年生まれで、1818年に亡くなっており、亡くなる5年前、実に68歳の時にこの地を踏査しています。

 

▼最後に撮った写真がコレでしたが、2F部分の激しい壁土の損傷が、時の流れを感じさせます。

2回にわたってお届けしました旧・用瀬町エリアですが、流しびなの里でありつつ、街並みも魅力ある「もちがせ」でした。

次回は鳥取市第10弾になりますが、まだまだ旧・鳥取市外編が続きます。

 

 

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