岐阜県各務原市の名鉄/名電各務原(めいでん・かかみがはら)駅です。
各務原市ではJR蘇原駅をupした事がありますが、今回は名鉄のこの駅をお送りします。
-名鉄/名電各務原駅-
・路線 名鉄各務原線(名鉄岐阜-新鵜沼間)
・開業 1926(大正15)年8月1日
・訪問 初訪問-2005(平成17)年11月
・1日あたり平均乗車人員
1,701人/日 (2019年)
・近隣の都市駅
(名鉄岐阜方面) 名鉄岐阜駅⇒13駅
(新鵜沼方面) 新鵜沼駅⇒4駅
・鉄道での所要時間
東京駅から:2時間33分
大阪駅から:2時間22分
※AM9:00発での最短時間
・駅規模ランク
ホーム ★★★☆☆ …2面2線
跨線橋 ★☆☆☆☆ …なし
駅舎 ★★☆☆☆ …平屋駅
▼名鉄で岐阜市と各務原市を通る「各務原線」に属しています。開業は1926(大正15)年、大正最後の年ですが、当初は各務原鉄道という会社での開業で、駅名は「二聯隊前駅」という名称でした。
開業後12年を経た1938(昭和13)年に駅名変更され、現在に至っています。「名電」と冠されていますが、「各務原駅」はこの近くにあるJR駅に名づけられています。
東京からでも大阪からでもほぼ2時間半で到着し、両都市の中間的なところと言えます。あくまで時間レベルでですが。
1日あたりの乗車人員は1,701人で、沿線では多い方で、2013年の時点では各務原線の18駅中6位となっていました。
「名電」と冠されているのもありますが、「めいでんかかみがはら」と10文字もある長い駅名で、また「各務原」は初めて見た時は「各務原」だと思っていました(笑) その後は「かがみがはら」と思っていましたが、正しくは「かかみがはら」と2文字目の「か」が濁らないのですね。
ただしそれは、現駅名が濁らないのであって、実際に1938年の駅名変更時は「めいでんかがみがはら」と濁っていて、1965(昭和40)年まで、この表記であったそうです。
▼ホームは2面2線あります。
両側ホームのそれぞれ内側に線路のある格好です。
ちなみにこの駅の初訪問は2005(平成17)年11月でしたが、手持ち写真が鑑賞に堪えない為、2018(平成30)年2月再訪時の写真を今回記事には使用しています。
▼2面のホームはこのような構内踏切でつながっています。
なので右側のホームに降り立つと、左側へ渡って改札を出る事となります。
▼改札です。
自動改札機が2列分通れる形で配置されていました。
▼券売機と運賃表です。券売機は地下鉄線も購入できるものでした。
名鉄は愛知県だけでなく、ここ岐阜県にも通っていて、広大なエリアに大量の路線があって、地図も凄い事になっています。
▼駅近くの踏切から、ホームを見た様子です。
駅舎とホームの並び方がよく分かると思います。
▼上の写真の踏切周辺です。
左向こうの年季モノの建物が個人的に惹かれました。
▼駅出て目線です。
突き当たりは目の前に店が並ぶ格好で、左側の道を進んで、踏切との交点になる通りが実質的な駅前商店街になります。
いきなり松江、松江とあって、ここは松江か?となりました(笑)
▼名電各務原駅の駅舎てす。
1979(昭和54)年にこの駅舎になったとの事で、こじんまりとした駅舎に、横には自販機が2台とそこに雨除けの屋根がありました。
上の写真の通り、向かいがいきなり店で、駅前のスペースは狭小でした。
▼最後おまけですが、初訪問2005年当時の駅舎です。
記事写真の12年ほど前になりますが、微妙に色々違っているのが窺えました。
当時は自転車置き場横に駅前案内図がありましたが、2018年版はなくなって(別場所へ移動?)います。
また、自販機横の駅舎建屋部分が、この当時はシャッターがありましたが、18年版はなく、前面にコンクリートのものが継ぎ足されているようになっていて、軒の面と同じところまでせり出していたり、「名電各務原駅」の表示もここでは横面でしたが、後に剝がされたのか、前面になっていて、剥がされた跡が残っていました。