(2017年3月当時)
▼まずは西条駅前広場の一角にあった「西国街道 四日市」の立体壁画?です。
この辺りは西國街道の「四日市宿」の宿場町として栄えた一帯で、江戸時代からハクボタンの銘柄で知られる白牡丹酒造などがある酒蔵で栄えた街でもありました。
その時の作業の様子が描かれたものが、ここに大きく示されていました。
▼東広島市のマンホールとして「酒都西條」と表記されたものがありました。酒蔵を前面に出したカラーマンホールです。
実は最初に西条駅に来たのは2005(平成17)年の事でしたが、平日の夕方だかに寄って、すぐ近くなのに酒蔵の存在に気付いていませんでした。
この時12年ぶりの訪問でしたが、こんな強烈な「ウリ」があるのか!と思って、「これは酒蔵見るしかないだろ」となりました。
▼酒蔵通りの案内MAPです。これ自体が西条駅から3分の近さであり、周辺の狭いエリアに見どころが集中していて、短時間で巡り歩きができます。
これからお送りする写真も、ほとんどこの近くのものです。
▼最初の写真の時に挙げた「ハクボタン」の酒蔵の煙突が見えます。
江戸時代からのブランドです。
駅のすぐ近くでこんな酒蔵が見れるというのは、なかなか素晴らしいと感じます。
▼白牡丹酒造の敷地に入ってのカットです。
白壁の建屋に塀が、青い空とのコントラストが見事で、それこそ「映え」の景色でした。
▼江戸期商家 小島屋跡
四日市宿 継立場跡
との標柱がありました。
江戸期を偲ばせる、歴史空間ですね。
▼こちらは「賀茂鶴」の煙突と周辺の酒蔵の様子です。
これまた白壁とグレーの屋根が美しい風景でした。
前身は1623年に個人の家で創業されたといいますが、1873(明治6)年に賀茂鶴(かもつる)と命名され、多数のお酒を生産しています。
▼周辺には「まるはく かわら版」として、酒に関するさまざまな豆知識の説明板がありました。
「歳時記と日本酒」「節目の酒」「日本酒に関する俳句」「酉(さけ)へんの漢字」そして「西国街道と四日市宿」などがありました。
酉へんの漢字??と思いましたが、よくよく見たら結構あるなと感じました。
▼上の写真の説明板は、こんな感じで建物の塀に並べ立てられていました。
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▼こちらは「福美人」の煙突です。
「福美人酒造」のサイトがありました。
「西条酒造学校」の異名を持ち、全国から酒造を学びに来られた事からそのように呼ばれたそうですが、全国新酒鑑評会の金賞を7回受賞しているという製造技術の高い誉れある醸造元といえます。
▼白壁と腰の部分の黒いタイル状のアクセントのついた和風建築が壮大感がありました。
▼広島酒処周遊録
日本の酒都 西条
と色々な酒にまつわるポスターが貼られていました。
▼こちらは読みにくいですが「亀齢」(きれい)酒造というところのものです。
亀の齢という縁起良い名前ですね。
白壁と黒の板張りのコントラストが素晴らしい建屋です。
ここまで色々な酒蔵をめぐってきましたが、次の記事では1か所にとどまって内部の詳しい様子をお届けします。
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