刈谷市では、JR刈谷駅などupしましたが、これと隣接する名鉄/刈谷駅の隣にあるのがこの「刈谷市」駅です。
・開業 1914(大正3)年2月5日
・訪問 2021(令和3)年9月
・1日あたり平均乗降車人員
5,561/日 (2020年)
・近隣の都市駅
(猿投方面) 刈谷駅⇒隣駅
(碧南方面) 三河高浜駅⇒3駅
・鉄道での所要時間
東京駅から:2時間11分
大阪駅から:2時間9分
※AM9:00発での最短時間
・駅規模ランク
ホーム ★★☆☆☆ …1面2線
跨線橋 ★☆☆☆☆ …なし
駅舎 ★★★★☆ …高架駅舎
▼刈谷駅が既に開業していた状態で後発でつくられた駅で、1914(大正3)年開業当時は「刈谷町駅」と名乗っていました。
これは当時のここの自治体名が刈谷町であったからで、刈谷市になったのは1950(昭和25)年の事で、2年後の1952(昭和27)年に刈谷「市」駅へと改名されました。
刈谷駅からは1.6kmの距離があります。
▼ホームは1面2線で、ここから階段を下りて改札へ向かう形の高架駅舎の構造です。
左が1番ホーム猿投方面で、右が2番ホーム碧南方面となっています。
▼高架ホームで、横に殆ど看板がなく、そのまま低い横壁?がついてるだけの形になっています。
▼階段の裏側にエレベーターがあります。
時刻表も見えますが、両方面とも大体15分に1本のペースで電車が来ます。
▼エレベーターと向かい合う形で自販機がありました。
エレベーターや階段などのある所は、ホーム端の幅がすごく狭くなってるので要注意です。
▼駅を出たらこんな感じでした。
「刈谷市」という市名どころかそのものの駅なのですが、、随分とひっそりした雰囲気でした。一応駅前広場的なスペースはありました。
▼上の写真と反対側の駅前の様子です。
広場スペースもなく、単に道路があるだけで、サビれた建物に看板やらが貼ってあって場末感すらありました。
日劇スクリーンなんて名前の映画館があるとは…!と思いましたが、「刈谷日劇」という名前で残っています。
▼刈谷市駅の高架下です。
右が出入口になります。
高架下のシャッターの下りている所は何だったのか分かりませんでした。
普通に昼間だったので、営業していないお店だったかと思います。
▼刈谷市駅の駅舎です。
高架下に改札があって、後は通路だけになっていて、そのまま出るだけで、駅舎というより高架下に通路があるぐらいな感じで、通路の上に高架という名のフタをしているような駅でした。
駅舎然としてなくて、高架のレール縁にコンクリート色丸出しのところに名鉄の駅名表示を貼り付けているだけの形でした。
隣にある刈谷市の中心である「刈谷駅」との利用者数比は概ね4:1で、刈谷駅の1/4程の数となります。駅前の雰囲気からすると、もっと格差があるのかと思っていました。
という訳で、刈谷市駅でした。