実は帰る時に撮ったものですが、旅記事は順不同であり、これで終わりではありません。
(2013年8月当時)
初韓国(現時点でも1度しか行った事ありませんが…)は博多港から「ビートル」での海上渡航でした。入国時はかなり雨が降り、また写真の撮り勝手がどんなものか探っていたので、その時の写真がありません。
で、帰りに撮ったのですが、釜山地下鉄/中央駅が最寄りです。入国時は港から釜山駅へバスが出ていたのを飛び乗ったので、釜山駅から港行きのバスもあるでしょうが、何処から乗るか不明もあり、また地下鉄めぐりもしていたので、地図上で最寄りの中央駅まで来たのでした。ここから港の方向へ歩いてすぐで海が見えます。
ただし、この写真の景色が見えるところまで来てしまうのはNGです。釜山港の国際ターミナルへ行くには中央駅から直進すべきところですが、ここでは途中で右折してしまっています。船が停まっていたので騙されましたが、ここは近海への航行のための港へ続く道でした。
大きなフェリーが停まっていました。
こんなのがあったら、帰りの港はあっちの方だ!と勘違いするというもの?!です。この時は気づきもせず、出航1時間前に着くかな?とか思いながら歩いてました。
ここに来る前に西面(ソミョン)でもチラッと見かけましたが、韓国の猫です(笑 特に日本と比してどうこうなかったんですが。この時ちょうど、この木の囲いをジャンプして茂みに隠れんとするところでした。
読めそうでよく分からない、なんて書いてあるんでしょうか?子音の特殊なやつが読めないと難しいですね、「マルエルケサルジャ」とでも読むのでしょうか??
着いた!と思って勇んで行きました。
しかし不思議なくらいに人の気配がない…10時の出航で9時になろうかというところでしたが、それにしては…という感じでした。
正真正銘のターミナルだ!と思いました。
看板をよく読めばよかったんですが、この時はハングルの最初の2文字が「釜山」になってるな、くらいにしか思いませんでした。よく見ると、「沿岸」の文字が…。国際ターミナルではなくて、ここは済州島などへ行く「沿岸ターミナル」だったのでした。しかし、この段階でもまだ気づかず…
おそろしく人の気配のない中、扉の中に入り船を待とうとしました。しかし本当に人がいませんでした…、さすがに「おかしい!」と思いました。ここまで気づかなかったのはこの旅行での日本出国時、博多港で開いていない人のいないターミナルで朝早くから待っていたもので。
ただ博多港は施設そのものが開いてなかった状態で、開いてから続々人が詰めかけてきたのに対し、ここは既に開いてるのに誰もいない…、10時出航まで1時間ほど、「おかしい!」は確信になり、ここでやっと地図を見ました。「沿岸ターミナル!」…。
それまでは間違ってるはずないと思い、地図も見ませんでした。何があるわ分からないものですね、ホントに過信は良くない、思いました。間違ってここでずっと待ってたら、いやもしここに中途半端に人が居たら安心してもっと気づくのが遅れ、少なくとも乗船手続きまでは気づかなかったでしょう。日本へ帰り損なうとこでした…、幸い国際ターミナルまで徒歩10分弱の距離だったので、これだけ引き返すだけで済みましたが、ホント大変でした。
●引き返し
釜山港国際ターミナルまで引き返してきました。
中央駅からそのまま直進していれば、すぐ着いたものをこれが国際ターミナルとは思いもしなかったので…
ゲートが素晴らしいですね。国際港だけあってそういうところを意識してこんな大きな門をつくってるのかな、そんな感じでした。
左に写っている緑の歩道を歩いて進んで行く事になります。
大きな塔状の標識は釜山…しか読めず、下の英語の部分見た方が早かったという事に。イミグレーションですね。
正真正銘、釜山港国際ターミナルです。
三角の鋭角が突き出ていたてっぺんが印象的でした。
入国時はターミナル出てすぐの地点で釜山駅行のバスに乗ったので、この辺りの景色が全然見えずでした。
最後はこの冷麺!
港のターミナルで乗船手続きを終え、土産も買い(客引きがなかなか凄い…)、手荷物検査場へ行く前になんとか食べておきたいな、と、いうことであまり時間があるとはいえない中でターミナルの手荷物検査場前の飲食店で頂きました。「レイメン」と言ったら通じました。というか、ターミナル全体的にそうですが、日本との航行が主なので施設内の大抵の所はそれなりに日本語が通じます。冷麺はおいしかったのですが、酸っぱいのが個人的に?な感じでした。これも異国の食文化なので、そう思って頂きました。
間違って沿岸ターミナル行った時は、日本に帰れない危機すら感じましたが、間違ったおかげで沿岸ターミナルの景色まで撮れたのでラッキーだと思えば…でした。これくらいはトラブルに入らないかもしれませんが、全く順調よりも面白い旅になったかな、というところでした。この後、フェリーに乗り、サヨナラ釜山!しました。
また、釜山の街の様子で未upが残っているので、順次あげていきます!