長野県飯山市のJR飯山(いいやま)駅です。
飯山市は長野県の北東部に位置し、人口は22,822人
(2012.7.1現在)と長野県では最も人口の少ない市ですが、
伝統産業のひとつに仏壇づくりがあり、
「寺と仏壇のまち」としてアピールされています。
-JR飯山駅-
【路線】JR飯山線(豊野-越後川口間)
【開業】1921年10月20日
【訪問】2012年8月
【1日あたり平均乗車人員】 577人/日 (2011年)
【近隣の主要駅】 (豊野方面)豊野駅→6駅、長野駅→9駅
(越後川口方面)十日町駅→19駅
▼駅名標
新潟県の越後川口と長野市の豊野を結ぶ飯山線の駅初登場で、
また今年の盆休みに初めて飯山線に乗りました。
今回の旅の最初の目的は長野県の未訪3市の
訪問で、前々回記事の大町市、安曇野市に続いて、
ここ飯山市の訪問をもってめでたく長野県全市制覇となりました!
2014年度の開業を予定する「北陸新幹線」の駅が新設される予定で、
長野県で最も人口の少ない市という位置づけの中、その設置には
期待が集まっているようです。
▼ホーム
乗って来た電車と共に。
ホームは1面2線のみです。前回記事の豊科駅といい、
市の中心駅でありながら、1面2線とは少々寂しい気も
しますが、全くの単一路線の途中駅であり、ある程度
仕方ないのかなというところでしょうか。ホーム幅が
あまり広くなく、真ん中に柱があるとこなども豊科駅と
構造的に似た部分が多くあります。
屋根のあるエリアもあまり長くなく、乗り入れてくる電車の
車両自体が長くないので、これもこれで納得ですが…
▼改札への連絡
ホームと改札とはこの構内踏切で連絡となっています。
駅前広場はロータリーなど整備されておらず、単なる広場状態です。
タクシー乗り場の標識が1本ポツンと立っていますが…
駅前の通りも高い建物は見受けられず、穏やかな雰囲気です。
▼七福神パネル
駅舎前に並んでいる七福神のパネルです。
寺の町であるここ飯山では、七福神めぐりなるものが
観光の目玉のひとつにあり、市内各地の寺にそれぞれの
福神がいるといいます。
▼飯山駅 駅舎
こじんまりした駅舎ですが、出入口の部分は屋根がせり出して
いる構造になっています。
全体的にシックでダークな色調の駅舎で、なかなか渋い
いい味出しているなと感じます。
この町では先の七福神めぐりや仏壇店の商店街などが
見どころかと思います。ちなみにこの時は町巡りをした挙句、
隣の北飯山駅まで歩いていました。それくらい徒歩圏内で
行けるという事でもあります。