新潟県十日町市のJR・北越急行/十日町(とおかまち)駅です。
十日町市は新潟県の南部に位置し、人口は57,462人
(2012.7.1現在)で、市内の笹山遺跡から縄文時代の火焔型
土器が出土し、一連の出土品が新潟県初の国宝指定を受けて
います。また、十日町雪まつりは日本で最初に開催された
雪まつりといわれています。
-JR・北越急行/十日町駅-
【路線】JR飯山線(豊野-越後川口間)
北越急行ほくほく線(六日町-犀潟間)
【開業】JR-1927年11月15日
北越急行-1997年3月22日
【訪問】2012年8月
【1日あたり平均乗車人員】 JR-505人/日 (2011年)
【近隣の主要駅】 (豊野方面)飯山駅→19駅
(越後川口方面)小千谷駅→6駅
(六日町方面)六日町駅→4駅
(犀潟方面)犀潟駅→7駅
▼JR駅名標
前回記事の飯山駅の延長線上でJR飯山線に属しながら、
北越急行ほくほく線にも属し、南魚沼市の六日町駅などにも
つながります。
というわけで、今年盆の旅で飯山を訪ねた事により長野県全市
制覇を成し遂げた後、新潟県に入り、「越後〇〇」という駅を
幾つか通り過ぎた末に行き着いた最初の地です。この時は、
新潟県の未訪市もだいぶ訪ねる事が出来ました。
ちなみに隣駅に魚沼中条とありますが、県内には本家の?!
「中条」駅も存在し、こちらはここより遠く離れた胎内市の中心駅
となっています。
▼ホーム
この駅にはJR、北越急行の両方訪ねましたが、まずはJRで
やって来たので、JR駅としての様子から。
ホームはJRでは2面3線で、向こうに小屋型の待合室が
見えます。
この地に来ると「大地の芸術祭の里」のこの幟をいくつも
見かけました。「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」
という、世界最大規模の国際芸術祭が2000年より3年に一度
行なわれ、今年はその当たり年です。「トリエンナーレ」とは
イタリア語で"3年に1度"を意味します。
というわけで、今年は7/29~9/17日の51日間開催という
事で現在絶賛開催中な訳ですね。
▼跨線橋内
2枚中、上の方は跨線橋階段を上ったばかりの所で、
両サイドに分かれます。
東口がどちらかというとメイン側で栄えている印象で、
西側はサブ側という印象ですが、ほくほく線の入口は
こちら側になります。
でもって、大地の芸術祭のポスターもビッシリ貼られて
大アピールされています。
下側は跨線橋通路内の様子です。通路幅はあまり広くなく、
掲示物はビッシリと貼られています。
▼JRホーム俯瞰
跨線橋からJRのホームを見下ろした様子です。
飯山駅に停まっていたのと同じタイプの車両です。
ちなみに、ほくほく線は高架駅の為、こんな形では見下ろせ
ません。
▼駅スタンプ
駅スタンプを押して収集するのが一般的なのかも
しれませんが、個人的にはかさばるし邪魔になって捨てかね
ないので、こうやって写真の撮る事が最近は多いです。
雪まつりや大太鼓といったご当地を象徴するものが
描かれています。近隣のスタンプのある駅の絵柄も
同時に載っているのが、なんだか得した気分です。
▼駅前風景(東口)
区画の整備された広場スペースで、真ん中の街灯などが
印象的です。
駅前の通りは歩道屋根つきの商店街が続きますが、特段に
高い建物は見受けられず、昭和の雰囲気がかなり残った
様子でした。この歩道に屋根がついた形を雁木造といい、
新潟県によく見られるとありますが、雪よけを目的とした
屋根なんですね。
▼十日町駅 駅舎 (東口)
JR十日町駅として東口駅舎です。
2階建ての建屋ですが、駅としては反対側の北越急行側の
方が高い建屋になっています。
▼連絡通路
東口から少し町歩きして、そのご再度東口へ戻ってきました。
そこにあった東西連絡歩道が一番上の写真です。
そこから、歩道内の様子が2,3枚目で、色んな絵やら掲示物
やら、デザインつきの床面やらで単調になっていないところが
なかなかGoodでした。
そして、その下の写真は西口へ出てきての歩道入口、
東口とはだいぶ様子が違います。西口のはなんだか
商店街のアーケードの入口のような雰囲気でした。
▼西口 駅前道
こちら側は東口とはだいぶ違った雰囲気で、かなり静かな
様子です。ということもあって、ホントにこの駅前辺りを
歩いたのみです。
▼西口 駅前広場
西口は町の風景が穏やかであるものの、駅前広場
そのものは東口よりもむしろ立派なのかも、と思うくらい
色々と整備されている印象を受けます。
ここは駅前広場でもやや袖の部分になるかという辺り
ですが、床はこのようにビッシリ整備され、向こうには
時計台と水溜があります。
▼十日町駅 駅舎 (西口)
メインの東口よりも整備されている感がここでも伝わると
思いますが、ロータリーがつくられ、真ん中には何やら
でっかいオブジェもあります。
この西口は北越急行側の駅舎で、高架なので新幹線駅並みの
豪華さが感じられる駅舎です。
▼西口 出入口
独特の字体で記された駅名の看板とガラス張りの出入口です。
ほくほく線は1997年に開業し、今年でちょうど15周年、という事で
記念の看板が横に出ています。ちょうど消費税が5%に上がろうか
という時期に開業しています。
▼北越急行 駅名標
高架まで上ってきて、ホームの駅名標です。
高架の下にはれっきとした改札と広い待合室があります。
▼北越急行ホーム
最後に北越急行線でのホームの様子です。
結構多くの人が待合室に居ましたが、続々と人が上がって
きて、多くの人がここで列車に乗り込みました。線路上の
青い骨組み部分が目を惹くホームです。