千葉県山武市のJR成東(なるとう)駅です。
山武市は千葉県の北東部に位置し、人口は55,940人(2011.2.1現在)で、2006年にこの駅のある山武郡成東町ほか3町1村が合併してできた新 しい市です。郡名は山武(さんぶ)郡ですが、新市名は山武(さんむ)市と読みます。古い歴史にのっとった読み方が「さん"む"」の方であり、いつしか「さん"ぶ"」に変わってしまっていたとの事で、市制化を機に昔ながらの読み方を復活させたようです。
-JR成東駅-
【市内】市内3駅(いずれもJR)中の中心駅
【路線】JR総武本線(東京-銚子間)
東金線(大網-成東間)
【開業】1897年5月1日(訪問は2011年2月)
【1日あたり平均乗車人員】 2,973人/日 (2009年)
【近隣の都市駅】(東京方面)八街駅→2駅
(銚子方面)八日市場駅→4駅
(大網方面)東金駅→2駅
▼成東、の地名は個人的にはかなり昔、中学生時代から見たことがありました。当時中日ドラゴンズの主力投手であった鈴木孝政投手の出身高校としてこの字を見かけました。
「成」の字があるから?!なんとなく千葉県かな、、と思っていたらやはり千葉県でした。
JR総武本線の駅であり、また東金線の終着駅でもあります。駅名はローマ字表記だと某人気アニメのようですね。
▼ホームは2面4線を持っています。
しかしこちら側は屋根のあるゾーンが少なく、市の中心という感じではありません。複数に分岐するのでホームが多いだけ、という印象を受けました。それでも鮮やかな黄色いベンチは印象的でした。
▼跨線橋から見下ろした様子、総武線の電車が発車を始めた頃です。
▼跨線橋は筋交いと下の骨組みが緑色になっていて、そろらが何本も重なり合うようなさまは芸術的なものを感じます。前回の八日市場駅の跨線橋は太い丸柱でしたが、こちらは何本もの細い骨組みで、駅によって個性を感じます。
骨組みの下の部分は柵がされています。いたずら防止のためでしょうか?階段部分の窓の四角が段々になっているのもまたこの建物を芸術的に見せている要素のひとつかもしれません。
▼跨線橋の内部はそこそこ幅があります。
上部が吹き抜けになっている準室内型とでも言いましょうか。緑の部分が天井も含め支えになっています。
▼駅前にあった大きな「礎」の慰霊碑です。
終戦間近の昭和20年8月13日、敵機の攻撃を受け成東駅構内に停まっていた軍弾薬の積載貨車は火煙を発し、これを見た国鉄職員や将兵たちがこれを隔離消火するために奮闘、旅客・町民を避難させたが、必死の奮闘空しく弾薬は爆発し、全員が壮烈な最期を遂げたとあります。これはその13回忌にあたる昭和32年にこの功績を讃え、建てられたものといいます。
▼これも駅前にあった動輪。
その左にある「魁」の碑は、千葉県初の鉄道開設運動とその誘致に尽力した安井理民(やすい・はるたみ:1859-94)の功績を讃えたものだそうです。
▼成東駅の駅舎です。
基本的に横に長い駅舎で、出入口の周辺のみレンガ様の屋根と柱で構成された建屋がせり出しています。
駅前広場はそれなりのスペースがとられていますが、タクシーの停車台数もまばらで、行き来もあまりない様子でした。
▼その出入口周辺を横からのカットです。
柱で仕切られ、半円型のアーチを描いた門がいくつもできた出入口が見事な様子です。これがあるだけでかなり豪華な雰囲気が出ています。

