匝瑳市は千葉県の北東部に位置し、人口は39,764人(2011.2.1現在)で、2006年にこの駅のある八日市場市と匝瑳郡野栄町が合併してできた新 しい市です。合併前の自治体が共に匝瑳郡に属していたことからこの市名になったそうです。
古くから植木産業が盛んな日本有数の「植木の里」で、また俳優・地井武男さんの出身地でもあります。
-JR八日市場駅-
【市内】市内2駅(いずれもJR)中の中心駅
【路線】JR総武本線(東京-銚子間)
【開業】1897年6月1日(訪問は2011年2月)
【1日あたり平均乗車人員】 2,038人/日 (2009年)
【近隣の都市駅】(東京方面)成東駅→4駅
(銚子方面)旭駅→2駅
▼国鉄時代の名残と思しき駅名標、「千葉県八日市場市」と旧自治体名のままとなっています。旧・八日市場市の名は毎月八日に市が開かれる市場町と発展してきたところからきているといわれ、滋賀県に「八日市」市というのがありましたが、駅名は今も残るもののこれも東近江市となってしまい、八日市のつく市名は平成の大合併でいずれも消滅してしまった訳です。
▼この電車でやって来ました。
黄色とブルーの鮮やかなラインがいいアクセントになった車体ですね。
▼ホームは2面2線のみで向こうにある跨線橋でつながっています。
駅舎側のホームの屋根のある部分はかなり短くなっています。反対側ホームは割と長く設けられていますが。
▼エレベータもちゅんとついています。
ドアの部分が鮮やかな黄色で目立ちます。
▼跨線橋の下から、向かい側ホームを。
跨線橋の外装はなかなか綺麗なもので好感が持てます。
柱は太い丸柱が支えており、跨線橋の柱にも駅に寄って様々なタイプがあるものだと感じさせられます。
▼鏡山お初、とは「加賀見山旧錦絵」という歌舞伎に出てくる人物で、そのモデルは松田たつという江戸時代の女性といわれています。たつは江戸で奉公に上がった屋敷で仕えた女主人が年寄から辱めを受け自害に追い込まれた為、その年寄を訪ねて仇討ちを遂げたといわれています。
▼八日市場駅の駅舎です。
昔からあった市の割にはあまり大きくない建屋でした。
緑の瓦屋根が印象的で、屋根の両サイドの裾の部分は突出して、単調ではない形となっています。
▼駅ロータリー部分は、タクシーが結構多く、整然と停まっていました。
▼駅からの通りです。
駅前通りらしい街灯を両サイドに有しているものの、商店街的なというよりは幹線道の通りという雰囲気になっています。この町に来た時の実況twitterでは、地井さんの出身地なんで散歩でもしてこよう、と呟いて実際ちょっとは散歩してそれなりの成果物は得てきたので、またその辺りをUPできれば、、と思っています。