幸手市は埼玉県の東部に位置し、人口は53,976人(2011.2.1現在)と埼玉県の市では最も人口の少ない町です。東京都心から約50kmのところにあり、1970年代には人口が著しく増加し1990年代までは増加傾向でしたが、近年は緩やかな減少傾向にあります。
かつては日光御成街道と日光街道の合流点にある宿場町として栄え、徳川将軍が立ち寄ったお寺や明治天皇の行幸の際宿泊した行在所跡があります。また桜の名所といわれる権現堂堤なども。近年は「らき★すた」の作者の出身地としてそのキャラクターが町おこし的に使用されたりしています。
-東武・幸手駅-
【市内】市内唯一の駅
【路線】東武日光線(東武動物公園-日光間)
【開業】1929年4月1日(訪問は2011年2月)
【1日あたり平均乗降車人員】 14,732人/日(2009年)
【近隣の都市駅】(東武動物公園方面)東武動物公園駅→2駅
(日光方面) 栃木駅→9駅
▼埼玉県としては白岡駅はUPしていましたが、市の駅は初登場で、また東武鉄道の駅も初めてです。東武は2010年まででは宇都宮や日光などへは行った事がありましたが、今年初めの埼玉県の市めぐりで本格的に乗った、という感じです。
この時は浦和で泊まり、大宮へ出てからまず春日部を訪ねて、次にやってきたのがここ幸手です。この地名自体は30年近く前から見かけたと思いますが、ここへ来る前までずーっと「こうで」だと思ってました。訪ねてやっと覚えたと。次に訪ねた市もそんな感じでしたけど…
▼ホームは2面2線です。隣の南栗橋駅が開業する(1986年)までは2面3線であったそうです。
かなり向こうに霞んでいますが跨線橋がつけられています。
ホームの柱の下半分は鮮やかなブルーでペイントされ、ベンチはうぐいす色でした。
大手私鉄のホーム周りってそれほど奇抜さがないというか、ある程度画一されている印象があるので、撮っててハッとするような事はあまりありませんが、駅のホームの様子はこんな感じです、程度にここにUPしています。
東武日光線の駅の中では東武動物公園駅に次いで2番目に多い利用者数を記録しています。
▼この2011年2月時点ではエレベータの新設工事をしていました。
▼駅舎側ホームにあった「幸手市物産陳列所」です。
写真が反射しまくってすみません。
地酒は幸手市のお米「白目米」でつくった「白目桜」や創業170年の歴史を刻む「初緑」などがあります。
▼幸手駅の駅舎です。
降雪中でした。旅自体が激闘でしたが、とりあえず埼玉で最も人口の少ない市を訪ねられて満足しました。正直、市の中心というには規模の小さい駅舎と感じました。
▼駅前広場周辺には有名人の手形が飾られていました。
以下の通りです。
1992 有森裕子 1993 中山雅史 田村亮子 1994 向井千秋 1995伊達公子
今や国会議員の「センセイ」となったYAWARAちゃんはイラストつきでした。結構皆さん旬の時期のものだと感じさせられます。
▼こちらは…
2001 えなりかずき 国仲涼子 2003 星野仙一 2004 福原愛
2003年といえば星野阪神で18年ぶりのリーグ優勝を遂げた年です。今は楽天の監督だとは誰が想像したでしょうか、、この当時はまだ楽天球団は存在せず、近鉄バファローズのあった時代ですから…。
▼駅出ての目線です。
タクシーは結構多めに停まってた感があります。
向こうに駅前の通りが続いていきます。
悪天候で視界がいまひとつ、向こうがよく分からないですが、高い建物がずーっと続いていくような街並みではありませんでした。