千葉県南房総市のJR富浦(とみうら)駅です。
南房総市は千葉県の南部、文字通り房総半島の南端に位置し、人口は41,923人(2011.2.1現在)で、2006年にこの駅のある旧・安房郡の富浦町をはじめ6町1村 が合併してできた新 しい市です。
この中で富浦は「日本一のびわの里」としてアピールされており、その歴史は250年以上にも及ぶといわれています。
-JR富浦駅-
【市内】市内6駅(いずれもJR)中の中心駅
【路線】JR内房線(蘇我-安房鴨川間)
【開業】1918年8月10日(訪問は2011年1月)
【1日あたり平均乗車人員】 287人/日 (2009年)
【近隣の都市駅】(蘇我方面)大貫駅→8駅
(安房鴨川方面)館山駅→2駅
▼2011年正月旅で1月2日に館山で泊まり、早朝に館山駅周辺を散策後、次に寄ったのがここ富浦でした。市の中心駅を降りつぶす、というコンセプトのもとこの南房総市の中心駅へ。しかし利用者が1日200人台という寂しい所でした。
内房線(外房線も)って、こんなに寂しい所があるとは…、という感じでした。昔はもっと都会のイメージでいたのですが、行ってみるとかなりギッャプがありました。最も千葉に近いところは賑やかですが、房総の先になるにつれて賑やかさが消えていくような気がしました。
▼ホームは1面2線のみで、こんな小さな室内型の待合室がちょこんとありました。
向こうに屋根なしの跨線橋がありますが、ホーム上には屋根のあるゾーンが見受けられず、市の中心に相応という感じではなく、昔の郡部の町の中心駅程度の雰囲気です。
▼待合室は外装は素気ない感じでしたが、内装はなかなか優しげな柔らかい感じの色遣いでした。白木のベンチ部分が映えていました。
▼屋根なし跨線橋から眺めた駅舎周辺の様子です。
近隣の安房勝山駅にもかなり似てる気がしますが、違うのは屋根の真ん中部分で、この駅の屋根部分はなにか炉のようなもの?!が2つ緑色で乗っかってるところです。
▼ホームから跨線橋を。
前面雨ざらしという感じで、やはり市の中心感はここではなかったです。今後の発展に期待したいものです。
▼富浦駅の駅舎です。
色々な色が使われた楽しい雰囲気の駅舎、というイメージでした。
出入口のレンガの門はかなりいい味出してるなと思います。その上の緑の煙突は屋根の上からも見えてましたが、こんな感じで突起していて、デコボコも多いという、色も形もバリエーションに富んだ建屋です。
▼駅周りは「南房総・富浦へようこそ」とのカラフルで大きな歓迎看板がありました。
こういうところには市の中心を感じました。駅舎の屋根の真ん中はここに移ってる建屋群のイメージなのでしょうか。
▼歓迎モニュメントもあります。
向こうにあるとんがり帽子みたいな屋根の建屋はトイレです。
▼駅出て目線です。
この向こうが駅前通りという事になりますが、あまり広くない道です。
駅前広場はこの木の部分を真ん中にロータリー状になっていますが、あまり広くないです。
左側にヤマザキの店がありますが、ここにはご当地のおみやげも売っていて、実際にビワのお菓子を買いました。富浦でとりあえず駅近でおみやげを買いたい[E:sign03]という場合はこちらでどうぞ!