-近鉄/鼓ヶ浦駅-
・路線 近鉄名古屋線(伊勢中川-名古屋間)
・開業 1915(大正4)年9月10日
・訪問 2008(平成20)年5月
・1日あたり平均乗車人員
644人/日 (2019年)
・近隣の都市駅
(伊勢中川方面) 白子駅⇒隣駅
(名古屋方面) 津駅⇒7駅
・鉄道での所要時間
東京駅から:3時間00分
大阪駅から:2時間43分
※AM9:00発での最短時間
・駅規模ランク
ホーム ★★★☆☆ …2面2線
跨線橋 ★★★☆☆ …屋根あり階段
駅舎 ★★☆☆☆ …地上駅舎(平屋)
▼これもまた今から16年も前の2008(平成)年当時の様子です。
鼓ヶ浦(つづみがうら)という駅名ですが、同名の海水浴場が付近にあります。
間の「ヶ」の字が、普通のカタカナの「ケ」のように漢字と同じ大きさでした。
▼ホームは2面2線で、両ホームはこの跨線橋で繋がっています。
このところお送りしてきました「鈴鹿市の近鉄駅」は構内踏切のところが多かったですが、この駅は急行も停車しない普通の駅でありながら、近鉄名古屋線でこのような普通駅で、跨線橋があるのはこの駅だけだそうです。
なかなか立派な雰囲気で、周辺の沿線駅と比べると格上感がありますが、普通列車しか止まらない駅なのか…という感じですね。
▼駅を出ると「鼓ヶ浦海水浴城案内図」がありました。
ただし、16年前の様子につき現在は違った風景になっているかもしれません。
海水浴場も近くにありますが、「子安観音寺」という寺院もあり、ここには見事な三重塔(知恵の塔と呼ばれています)を見ることもできます。
他にも「伊勢型紙資料館」や「鈴鹿伝統産業会館」などの鈴鹿の伝統産業をテーマとした施設が複数あり、何気に観光資源が豊かなエリアと感じました。
伊勢形紙や鈴鹿墨など、鈴鹿の伝統産業として根強く残っている事を実感するものと思います(この時、行けませんでしたが…)
▼駅前広場です。
周辺の沿線駅では、踏切を渡った横っちょに申し訳程度のスペースがあるところも少なくない訳で、それらと比べるとしっかりとした広場スペースが取られている事を感じます。そして広場の向こうには、自転車置場がありました。
▼鼓ヶ浦駅の駅舎です。
駅前広場こそありますが、スペースだけでなんにもない場所でした。
バスなども隣の白子駅には通っていますが、ここはルートに入っていないようです。
駅舎そのものはなかなか大きな建物でした。
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