都城市ではのJR西都城駅をupした事がありますが、今回は市の中心であるこの都城駅をupします。
-JR都城駅-
【路線】JR日豊本線 (小倉-鹿児島間)
吉都線(吉松-都城間)
【開業】1913年10月8日
【訪問】初訪問-1997年4月
【1日あたり平均乗車人員】 1,083人/日 (2017年)
【近隣の都市駅】(小倉方面)南宮崎駅→9駅
(鹿児島方面)西都城駅→隣駅
(吉松方面)小林駅→9駅
▼この駅の初訪問は1997年4月の事でしたが、ちゃんと写真を撮っていたなかったので、今年2019年1月に約22年ぶりに再訪してきました。今回記事分はその1月当時(先月)のものです。
西都城駅の方が市の各施設に近く、どちらの駅にも特急が停車しますが、それでもやはりこの都城駅の方が利用者数が倍以上多く、市名を名乗る中心駅である事に変わりはありません。
JRの日豊本線に属しながら、吉都線の終点として分岐しており、計2路線に属しています。
市名を名乗る駅で、ひらがなの字数にして日本で最も多いのはこの「みやこのじょう」でしょう。
▼ホームの様子です。
ちなみに今回記事の写真には昼のものと夜のものがあります。
これはここへ泊まりに来た晩と、翌日の出発の昼間とこの駅を利用していて、どっちかよいカットを各々のシーンで使っている為です。
このホームの姿は夜の方がこんな風に幻想的で美しく感じました。単に昼間にこのアングルで撮っていないだけですが(笑)
でも夜は白光りしているこの感じ、すごい良いなと感じました。屋根も柱も骨組みも、夜の暗さに対して白い光を放っているようで。柱の骨組みがアーチ状に形成されていて、それらが折り重なって、まるで向こうへ吸い寄せられる感じすらしました。
ホームは3面5線もありました。正直そんな大賑わいする駅ではないのですが、1~3番線が日豊本線に、4・5番線が吉都線に振られています。
▼上の写真と反対側で、跨線橋に向かってのホームのカットです。
上とは打って変わって工事中真っ只中でした、これが今年のお正月の姿です。
屋根の工事をしていたという事で。
このホーム上にはかつてKioskと軽食屋があったそうですが撤去されてしまっています。
初めて訪ねた1997年にはあったのだろうか…??しかし記憶の片隅にもございません。
▼3面5線の広いホームがある事が窺える跨線橋周りのカットです。
やはりかなり屋根工事をしている事が窺えます。
ホームが広い分跨線橋が長くなっていますが、白を基調としたカクッとしたスタイリッシュな感じのものでした。
日豊本線は1時間に平均2本弱程度で、たまに1本の時間帯もあり、本線といえど時刻表は要確認です。
そして吉都線は本数がかなり少なく、1日9本しかありません。しかも昼間はガラガラで7:30の次が5時間後の12:27で、その次が3時間半後の16:05と、昼間の旅には大変不向きなダイヤとなっています。ちなみに吉都(きっと)は吉松と都城の頭文字です。
▼跨線橋の内部の様子で、階段部分と歩道の部分と、そしてエレベータもついています。
階段も歩道も、腰の部分が茶色で、上の壁の部分が白で統一されていて、あまり年数も経っていないようで綺麗でした。
窓の部分が出窓になっていておしゃれ感があり、歩道部分の掲示物は途切れなく貼られていました。
宮崎県らしい南国ムードの漂うこの駅前は1997年に来た時とおんなじような気がしました。
宮崎県でもかなり鹿児島に近いので、余計に南国感が強いです。
宮崎第2の都市でもあり、ホテルは駅前にそこそこあります。
しかし意外にも駅にコンビニがありません。向こうに見える駅前の通りに1ヶ所ありますが、それが最寄りであり、他は少し離れた所にあって、こんなにコンビニ探すのに苦労する街なのか??が正直な感想でした。
▼都城駅の駅舎です。
隣の西都城駅と駅舎規模的には大差ないかもしれませんが、やはり市の代表駅はここ都城駅です。
西都城駅は駅のすぐ前にバスセンターがあったり、そのへんの優位性はありますが、都城駅の優位性としてはホテルなど宿泊施設の多い点があると思います。
それとやはり駅舎内の賑わい具合です。西都城は一言でいうとゴーストでした。
▼こちらは夜の都城駅です。
光で照らされて、昼間とはまた違った色遣いが見られます。
バス停の標識がありますが、市内有数の観光地「関之尾滝」へはここからバスで「霧島神宮駅」行のバスにて行く事ができます。ただし昼間3時間空きであったり、本数が多くないので、時刻表要チェックです。