続々トラベルとかナントカ

日本全792市を訪問した駅や旅の記録です

JR小林駅 (宮崎県小林市)

宮崎県小林市のJR小林(こばやし)です。

小林市は宮崎県の南西部に位置し、えびの市同様に鹿児島県にも熊本県にも接しており人口は47,736人(2012.12.1現在)で、霧島連山山麓にあり、湧水や温泉が豊富で自然豊かな町です。

-JR小林駅
【路線】JR吉都線(吉松-都城間)
【開業】1912年10月1
【訪問】2013年1
【1日あたり平均乗車人員】 579人/日 (2011年)
【近隣の主要駅(吉松方面)えびの駅→4駅 
          (都城方面)都城駅→9駅


駅名標

2013年で新規に訪ねた市の中で、その駅を初めて訪ねたのはここ小林駅です。

ここには宮崎駅前の某地からバスでやって来た(電車よりバスのが早い)のですが、駅に着いてすぐにJRでえびのへ発ったので、町の中を探訪したのはえびの市の方が先ですが、駅着はこちらが先です。

えびの駅から街を探訪した後、再びこの小林へ戻ってきて、町歩きをしました。というのも、小林を先に旅してるとダイヤの関係で、えびの駅に明るいうちに着かない可能性があったので、あえてここをすぐに発ち、えびのへ行ってから引き返してきました。

駅名標は両隣駅名の上にある赤い矢印は色褪せてしまっていますが、ローマ字部分の青文字はクッキリ出ています。独特の駅名標という印象です、JR駅ではないような…。

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名所案内

すっかり錆びきっています…

駅から何キロもあるような、バスで最低15分はかかるような所ばかりで、徒歩で寄れそうな名所はここにはありません。徒歩で散策するなら中心街の街並みを堪能するぐらいでしょうか。行った時実際そうでしたが…。

小林バスセンターが付近にはありますが少々歩きが必要で、ともすれば見落としてしまうので利用する場合は要注意です。

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屋根下と電車

ホームは1面2線で、両サイドのこの細い柱で大きな屋根を支えています。下には中央にベンチが背中合わせに置かれています。

前回記事のえびの駅では屋根は一切ありませんで、室内型待合室のみがホーム上で雨露をしのげる場所でしたが、この駅にはこれほどの大きな屋根があります。(ホーム上待合室はありませんが…)

吉都線の途中駅では唯一の有人駅であり、非常に重要な役割を担っているといえます。

停まっている電車は、えびの駅の記事の時と同じタイプです。

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ホーム全体

引くとこんな感じですが、屋根はこのような重厚な三角状で、細い柱と相まって魅力的に見えました。屋根下に居ると大きな屋根に見えますが、ホーム全体から見ると、屋根があるのがほんの一部というのが分かると思います。

駅名標や名所案内はこの位置に見えます。

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駅舎ウラ

ホームから駅舎の裏側を眺めた様子です。

この駅もえびの駅同様にこのホームの坂を下りた向こうにある構内踏切で改札と結ばれていて、跨線橋はありません。

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キッズ駅

ホームから構内踏切を渡って改札へ向こう所、その改札横にありました。

右側は小林駅の開業100周年を記念しての顔抜き看板でしょうか、同じ日に開業したえびの駅にはなかったものですが、さすがは有人駅といったところです。

えびの駅のような木目の板張りではなく白木ではありますが、同様に木造の渋い建屋となっています。

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駅出口

出口のひさしのてっぺんは半円に花やらが描かれています。

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駅前広場 昼と夜

ロータリー状になっている駅前広場、訪ねた先月当時、夜はイルミネーションできれいでした。

来たのは明るかったですが、去る時は既に18時過ぎ。

夜もこんなにきれいな姿をここで見る事が出来るとは思ってなかったのでラッキーでした。

下の夜の2カットで色が違うのは、カメラの明るさ調整を変えているからです。

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小林駅 駅舎

平屋駅舎ですが、屋根から飛び出た三角屋根に時計と駅名の表示があり、なかなかインパクトがあります。

その真下にはえびの駅でも見られましたが、吉都線の開業100周年記念の看板がかかっていました。

建屋の右端、半円状になっている部分が出入口で、その左にチョコっと飛び出している三角部分が観光協会の出入口です。えびの駅との違いは、当駅は有人駅である事と、このように駅以外の施設も入っている事で、吉都線途中駅では紛れもない最重要駅です。

左端には「花と緑と畜産のまち 小林」との表記があります。駅前周辺を散策したのみでなかなかそのようなものに触れあえませんでしたが、吉都線に乗るなら途中駅ですが外したくない所だと思います。

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