都城市は、宮崎県の南部に位置し鹿児島県に接しており、人口は161,968人(2018.10.1現在)で、宮崎県都の宮崎市に次ぐ県内第2位の人口を誇る街です。
南九州を牛耳っていた島津氏のルーツの地であり、廃藩置県後の1年程度は都城県であった事もあります。
宮崎県知事であった東国原英夫氏の出身地は宮崎県というのは有名ですが、それもこの都城の出身です。
さてこの西都城駅、2019年新年早々行ってきました!
-JR西都城駅-
【路線】JR日豊本線 (小倉-鹿児島間)
【開業】1923年1月14日
【訪問】2019年1月
【1日あたり平均乗車人員】 446人/日 (2017年)
【近隣の都市駅】(小倉方面)都城駅→隣駅
(鹿児島方面)財部駅→2駅
▼駅名標です。
JR日豊本線で、小倉から鹿児島方面へ向かう時に隣の五十市(いそいち)駅が宮崎県最後で、その次の財部駅から鹿児島県へと入ります。
隣が市の中心である都城駅ですが、市役所など公共施設の最寄り駅はここ西都城駅です。両駅が垂直に位置していて、これらを結ぶ線路と共に市の各施設を囲うような状態になっています。そのためかバス路線も都城駅に引けを取らない程度に頻繁にあります。
かつては国鉄志布志線も通っていて、志布志駅と結ばれていましたが、当時の路線で残っている駅は志布志駅とこの駅という両端だけとなっています。
民営化してJRになる直前の1987(昭和62)年3月28日に志布志線は全線廃止となりました。
にしみやこのじょう
ひらがなで表記すると長いですね…
ローマ字表記はもっと長くて、何が書いてあるのかよく分かりません!

▼西都城駅のホームです。
2面3線の高架ホームを持ち、やはりやや大きめの駅という雰囲気を感じます。
単なる市内の市名を名乗る中心駅以外の1駅、というよりも都城駅に準じて「西」を冠している市内№2の駅、という印象を受けます。
特急「きりしま」が停車し、都城駅と連続して、駅を飛ばさずに特急が停車します。
ちなみに利用者数で都城駅と当駅の関係は2:1というところで、都城駅の半数程度の状態です。
ホーム屋根が広く取られているのは特急停車によるものでしょうか。


▼ホームの階段を下りて改札を出る前の構内広場から、階段周辺の様子です。
片側(写っていない方)が1線のみで、鹿児島中央など鹿児島県方面です。
そしてここに写っている2線が宮崎方面です。
都城というと、宮崎県にありながら殆ど鹿児島県寄りに位置しており、宮崎市へは東へ進む事となります。こちら側は新幹線のない方となるので電車での移動はかなり時間を要します。
ついこないだ、この都城から関西へ帰ってきましたが、「乗換案内」で検索すると、宮崎方面へ抜けて出る選択肢は上ってこずに、飛行機ルートか、あるいは鹿児島中央駅まで出て新幹線に乗換えて帰るルートばかりが出てきます。

▼これも改札内の様子です。
両サイドにホームへ上がる階段がある、改札入る側からいうと突き当たりの位置にあります。
あまり派手なものを置いてはいませんが「都城島津邸」と書かれた幟が両サイドにありました。
島津家のルーツはここ都城と先述しましたが、この邸宅も西都城駅の駅付近にあります。時間その他の関係で見れませんでしたが…
ここではよく見えづらいのですが、この都城島津家の家紋は本家島津家とはやや違ったものとなっています。
本家の家紋は〇と十の文字がくっついていますが、ここの都城島津家家紋は〇と十の文字が少し離れて隙間があります。藩の命令で(本家と区別がつきにくいので)隙間を開けるように、となったそうです。

▼駅構内、改札を出た後のスペースですが、人の出入りはすごくまばらで、そんな中でおそろしいほどだだっ広いスペースでした。
人の少なさにスペースの広さがついて行けない感じで、駅が大きい割に荒涼感がすごかったです。
券売機があり、特急券も変えますし、また駅員さんも居られました。

▼西都城駅の西口です。
駅名の表示もなく、ただの階段つき出口という感じで、コンクリート色のみで素っ気もない感じでした。
上の写真の構内写真の向こう側がこの出口で、自動ドアではなく、開くのかどうか(締切ではないかと思いましたが…)と思いつつ、そろりと開けていました。
ちなみにここから歩いて5分くらいで日帰り温泉へ行けます。その名も「幸福」温泉で、正月から縁起の良い名の温泉へ行く事ができました!


▼西都城駅の東口出口前の様子です。
上の写真の西口と比べると全然違っていて、明らかにこちらの方がメインであり、この差が大きすぎて分かり易い、なんとも落差の激しい駅だと感じさせられます。
駅から出たところの庇が長く続いていました。
西都城駅バス停として駅前広場にあります。
複数の標識が立っていましたが、鹿児島交通と宮崎交通とありました。
宮崎交通側は活発に運行されているようで、1時間に7~8本来る時間帯もあり、1路線あたりの本数はそんなに多くなくても、この駅ロータリーはしょっちゅうバスが行き交っていた印象があります。

▼都城バスセンター
駅前バスのりばそのものから右を向いてすぐにこのバスセンターがあります。
ここはここで、駅前バス停とは別にのりばが設けられていて、都城の交通の中心が都城駅前ではなく、この西都城駅前にある、と感じさせられました。

▼西都城駅の駅舎です。
実に堂々とした立派な駅舎です。
駅名の前に家紋がある駅というのもなかなか珍しいですね。
この辺りは新幹線と無縁の地域ですが、ちょっとした新幹線駅っぽい雰囲気を持った大きな駅舎でした。しかし駅がこれだけ大きいだけに、人の出入りがまばらときたら、かなりの荒涼感です。
全く居なかった訳ではなかったのですが、本当に2、3人くらい常時いるような感じで、ここでは時間つぶせないな、という感じでした。
ちなみにこれだけ大きな駅でありながら、店の類は一切入っていません。レンタサイクル用の自転車が2台ほどポツンと置いてあっただけで。
大変きれいな駅舎ですが、2017年11月にリニューアルがなされたばかりでもあり、折角お金をかけてここまで綺麗になったので、もっと活性化してほしいものです。駅前はそこそこ施設がある為、決してなんにもない駅前ではなく、街歩きには良いかと思いました。
都城島津邸は行きたかったところです。


