いわき市は福島県の南東部に位置し、人口は324,831人(2015.5.1現在)で、福島県では県都・福島市よりも多い人口を有し、また最も面積の広い市でもあります。
また東北地方で人口30万を越える市は他に秋田市・福島市・郡山市・仙台市・盛岡市などがありますが、この中で新幹線駅を持たないのはいわき市のみです。東北本線から外れて存在する事が大きな原因のひとつですが、1966年に実に5市4町5村という大規模合併を経験して現在に至ります。
-JRいわき駅-
【路線】JR常磐線(日暮里-岩沼間)
磐越東線(いわき-郡山間)
【開業】1897年2月25日
【訪問】2010年9月
【1日あたり平均乗車人員】 5,910人/日 (2014年)
【近隣の主要駅】 (日暮里方面) 勿来駅→5駅、磯原駅→7駅
(岩沼方面) 原ノ町駅→16駅 (震災休止中駅含む)
(郡山方面) 船引駅→11駅
●駅名標
JR常磐線に属し、また磐越東線にも始発駅として属していますが、太平洋岸の都市としては東北屈指の人口規模を誇るいわき市の中心駅で、いわき市は多数の市が合併してできた経緯もあって、市街地は続いておらず、所々で途切れながら複数の市街が存在している状態です。
隣駅表示の両側が二股に分かれていますが、下側の内郷と草野は常磐線の駅で、左上の赤井は磐越東線の駅です。
市名も中心駅名も「いわき」という、ひらがな表記というのは大変珍しいと思います。
ひたちなか市、あま市、むつ市、かすみがうら市、みやま市…と思い起こしてもなかなか浮かばず、うきは市の「うきは」駅ぐらいでしょうか、ただしここは旧うきは町の中心駅で、市の中心駅は筑後吉井駅になります。
このいわきという街、個人的には節目の年の誕生日を迎えた地という意味で非常に思い出深いものがあります。

●磐越東線観光マップ
当駅は県内最大人口を誇る郡山市の郡山駅とを東西に結ぶ「磐越東線」の始発駅という事で、この沿線のマップが出ていました。
基本的に郡山市といわき市という福島県の両巨頭ともいうべき都市に挟まれた郡部が続く形となりますが、ほぼ中間点の「小野新町(おの・にいまち)」という駅にはリカちゃんキャッスルというテーマパークがあります。
常磐線と磐越東線の2路線に属する事もあってか3面6線という広大なホームを有するキー駅です。
常磐線として1・2番ホームは水戸・上野方面で、1番は特急、2番は普通のようです。反対に原ノ町(南相馬市)等の方面は3番・4番が担当します。5・6番(主に6番)は磐越東線が担当しています。
他のホームから列車が並んでいる様子が見られ、ホームの広さが感じられます。
また別のホームには違ったタイプの電車が停まっていて、複数路線に属する事も窺い知れるというものです。
東北の太平洋岸は都市駅が少なく、ここからでも何駅も離れないと他市の中心駅に行けない状態で、沿線ではまったくの中心的存在といえます。


●駅前通り
さすがに30万都市の駅前通りという雰囲気で高層の建物が両サイドに続いています。
両サイドに大きな木が並んだ並木道も印象的です。
2F部に出口があり、辺りに広場状の通路があるペデストリアンデッキが設けられています。通路の曲線や真ん中部分のデザインなどビジュアルとしてなかなか凝ったつくりである事を感じさせてくれます。

●いわき駅 駅舎
いろんな角度や遠近織り交ぜてのいわき駅の様子です。
駅名表示のある辺りが爽快な青色になっているのがとても印象的でした。それでいて「いわき駅」の文字自体は白でくっきりとなっていました。
これが今から5年前の様子ですが、今でも、いわき駅といえばこのブルーの色がパッと浮かぶほど印象強いものがありました。
福島県の3大都市である福島・郡山・いわきですが、福島・郡山のような東北本線上の新幹線のある駅とはまた違った趣の大型駅舎でした。福島・郡山と比べてアクセスにひと手間かかるこの「いわき」ですが、ここのような中心地のみならず、他の散発的に栄えたいわき市内の市街地も見てみたいものです。






