続々トラベルとかナントカ

日本全792市を訪問した駅や旅の記録です

兵庫/篠山 いのししは見た!二階町~上二階町

兵庫県篠山市の町めぐりの様子です。

(2015年4月当時)

いつもは駅からの歩き旅主体でお送りしていますが、篠山の場合はJR篠山口駅から街の中心部へは少し距離があるので、バス移動をしております。

二階町

という訳で篠山口駅からバスにてやってきたのはこちらです。篠山口駅前自体は閑散としていて、こういった賑わいのカケラもないほど。駅前だけ歩いて篠山ってこういう所だ、と思ってしまうと、それはとんでもない誤解になるというものです。(兵庫県だと西脇市もこれに近いですね)

そんな訳で、篠山口駅からバスで約15分ほど行けば、こういった中心部に出てこれます。

この辺りは土産物屋や各店が立ち並んでいて、あと篠山城跡が300mという、観光の要となる地点といえます。

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二階町バス停

その観光中心地ともいうべき「二階町」のバス停です。

篠山口駅から「篠山営業所」行のバスに乗って約15分で着きます。

下に時刻表も載せていますが、だいたい1時間に2、3本あります。都市部のようにひっきりなしにバスがくるという訳ではないですが、それなりにコンスタントにバスが来るので、不自由するというレベルではないと思います。

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二階町バス停付近

ここまで標識関係ばかりの写真で、どのくらいの街の賑わいなのかさっぱり分からなかったと思いますが、まずはバス停前はこんな感じです。

篠山といえば猪肉、ぼたん鍋が大変有名で、ここにもそんなお店が出ていて、猪肉丼の文字も見られます。生まれて初めて猪の肉を食べたのはここだったかもしれません。

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●いのししが見下ろす

上の写真とはほぼ直角に位置する、程近くのここもぼたん鍋屋さん?ということで、建物のてっぺんから立体的にいのししが見下ろしてくる様は迫力満点?!です。

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●昭和百景館ささやまや

二階町バス停のほぼ目の前にある土産物店兼憩いのスペースで篠山市商工会館と併設でもあります。篠山観光の中心拠点といっても過言ではないでしょう。

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三田村邦彦さんご来訪

上の昭和百景館から街を歩いて程ない所、「江戸親伝」というお店に俳優の三田村邦彦さんがご家族と共にご来訪されたということで店先に写真が貼ってありました。平成23年という事で今から4年前ですね、ちょうど再婚されて間もない頃でしょうか…50代後半の再婚で話題になったように記憶しています。

「必殺仕事人」の秀、「太陽にほえろ!」のジプシーはじめ、多くのドラマ/映画で活躍してきた有名俳優がこの丹波というのどかな地方を訪ねたとなると、やはり反響は大きいだろうなと思います。奥さんの実家が福知山とあり、言ってみれば電車道でたどり着けるくらいの位置ではあります。

ちなみに三田村さんは現在62歳になるそうですが、若い頃と殆ど体型が変わっておらず、かなりストイックに節制されているようです、健康食品のCMだかで見ましたが(笑)

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●通りはつづく

二階町バス停から上二階町へ向かうこの通りは、まだまだ商店が軒を連ねていて、篠山の観光都市的な一面が色濃く出ているエリアである事を実感します。

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篠山市立歴史美術館

上の写真の通りをひとしきり歩いた上二階町という交差点付近には、この見事な和風建築の門をもった歴史美術館がありました。

元々は1891(明治24)年に篠山地方裁判所として建築されたものだそうで、1981(昭和56)年まで現役の裁判所であったというのが驚きです。木造の裁判所が80年代まで存在したという事が驚きですが、現存する木造の裁判所としては最古のものであるという事で、内装を美術館向けに改装して今も活用されているものです。門をくぐった中に見事に咲いた桜が大変見事でもありました。

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●美術館敷地内

中には入っていないのですが、外からこんな風に見ていました。

入館料は大人300円、月曜日が休館日となっています。

歴史美術館ということで、篠山で古くから伝わる屏風・蒔絵など歴史をもった美術品が主に展示され、また元裁判所である事から、旧法廷の様子も使用されていた当時のまま保存されているという事でした。この事を帰ってから知ったもので、「寄っておけばよかった」と後悔しました。

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