-JR河曲駅-
・路線 JR関西本線(名古屋-JR難波間)
・開業 1949(昭和24)年3月1日
・訪問 2008(平成20)年5月
・1日あたり平均乗車人員
322人/日 (2019年)
・近隣の都市駅
(名古屋方面) 四日市駅⇒3駅
(JR難波方面) 亀山駅⇒3駅
・鉄道での所要時間
東京駅から:2時間53分
大阪駅から:2時間51分
※AM9:00発での最短時間
・駅規模ランク
ホーム ★★★☆☆ …2面2線
跨線橋 ★☆☆☆☆ …なし(構内踏切)
駅舎 ★☆☆☆☆ …なし
▼これもまた今から16年も前の2008(平成)年当時の様子です。
前回記事の加佐登駅の隣駅ですが、反対側の隣駅である河原田駅は四日市市の駅となります。
東京からも大阪からもほぼ同等の所要時間で、いずれも3時間弱です。
やはり鈴鹿市にあるJR駅ですが、1949(昭和24)年開業というかなり後発の駅です。
河が曲がると書いて「かわの」と読みますが、旧・河曲村という自治体が存在し、1942(昭和17)年に鈴鹿市になり、その7年後に開業されましたが、当初の駅名はナント、市名である「鈴鹿駅」でした。
市名の駅を名乗ったものの、地理的な難点があり利用者数か伸びず、現在の伊勢鉄道・鈴鹿駅が開業するのに伴って、1973(昭和48)年には旧自治体の「河曲」駅に改称され現在に至ります。
▼ホームは2面2線で、両ホームの内側に線路がある格好です。
だだっ広いホームのスペースにおいて、両サイドにわずかにある庇だけが雨がよけられるスペースで、あとは右側ホーム手前側にある待合スペースしかない状態です。
▼この右手前が待合スペースですが、この駅には駅舎がないので、ここが実質的な駅舎で、駅に関する情報がまとまって掲示されており、また唯一の屋内スペースでもありました。
▼ホーム間は跨線橋がなく、この構内踏切で渡る形となっています。
▼河曲駅周辺案内図がありました。
周りに山が多く、またお寺も多いエリアです。
伊勢国分寺跡などもあり、割に観光し甲斐のある所だと感じます。
この訪問当時は、駅前しか歩いてなかったので、またじっくり行ってみたいとこの地図を見て感じました。
▼河曲駅の駅前広場周辺です。
ほぼなんにもなく、がらーんとした雰囲気でした。
この向きは特に何もない感じですね今でも。
▼上の写真と反対向き、つまり駅前広場を抜けて右を向くとこんな感じです。
自販機が並んでいたり、向こうに行けば何かあるかな?という感じでした。
▼河曲駅の駅前広場の様子です。
タクシーは全然停まっていませんでした。
駅舎がなく、左側の写真で駐禁の標識が立っている辺りに駅の出入口がありますが、この辺りに駅舎があったものと思われ、国鉄時代末期の1986(昭和61)年には解体されています。
という訳で、鈴鹿市の駅シリーズをしばらく続けたいと思いますが、JR駅は今回で終了です。
次回から近鉄駅が続きます。