続々トラベルとかナントカ

日本全792市を訪問した駅や旅の記録です

茨城/行方 思わぬホコテンに突入

茨城県行方(なめがた)市、茨城県の南東部、霞ケ浦の東岸に位置し 人口は35,967人(2013.10.1現在)で、2005年に旧・行方郡麻生町、玉造町、北浦町の3町が合併してできた新しい市です。

行方バーガーというナマズや鯉を使った異色のご当地バーガーを有しており、霞ケ浦ではコイの養殖が盛んに行われています。また霞ケ浦ふれあいランドの虹の塔なども市内の象徴的な建物です。

アプローチ

この10月3連休を利用して、茨城県の未訪市(訪問前時点残り4市)を訪ね歩いた訳ですが、最初は神栖市のみで、翌日は常陸太田市を早朝より訪ね、次にここへやって来て、この連休での市訪問は結局この3つで終了、翌週末に坂東市を訪ね、茨城県の市訪問は全終了したのでした。

常陸太田からの行程は…

常陸太田駅
  ↓ 
JR水郡線(約40分)
水戸駅
  ↓
 鹿島臨海鉄道(約40分)
新鉾田駅
  ↓ 
タクシー(約10分)
鉾田バスセンター(旧・鉾田駅)
  ↓ 
バス(約30分。570円)
玉造庁舎前


というところでした。結構時間かかります…

行方市鉄道路線が全くなく、バス便のアプローチも時刻を確認しないと難しい(1日数本しかない)面があり、これまで何度も訪問を見送ってきました。旧・麻生町が中心のようですが、アプローチを考えると旧・玉造町の方が容易と判断し、今回の行程に入れ込みました。

行く場所数を絞り、行程を練っていざ向かってみましたが、鉾田BCまでタクシーで来たものの、バスを待たねば…で、何十分か待ったし、ここに来る玉造庁舎へのバス(石岡駅行)は、逃すと2時間後までないとか、なかなかハードなものでした。それぞれの乗車時間を単純加算するだけでも2時間、これに待ち時間プラスとなるので…

そんな訳で、行方市アプローチの地に選んで降り立った、「玉造庁舎前」バス停です。こちらは来た方と反対側の鉾田駅方面のものですが…、とにかく本数がない、、これが市へのアプローチの数少ない手段につき使用せざるを得ず、市内交通事情というのが窺えます。

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バス通り

この右手前が降り立ったバス停で、向こうが元々やって来た鉾田駅方面になります。

普通に住宅街が続く街並み、という感じです。ちなみに玉造庁舎(旧・玉造町役場)はこの手前となり、この道路を左折する事となります。

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歩行者天国のお知らせ

全くの偶然でしたが、この日10月13日は「玉造ふれあいまつり」として、メインの通りは歩行者天国と化していました。

玉造庁舎前バス停に降り立った、と書きましたが、元々はここに降りる予定ではありませんでした。

鉾田駅からバスに乗り込む時に、運転手さんからどこで降りるのか?聞かれ、玉造のバスセンターと答えると、「10時から通行止めになってバスセンターには止まらず、別ルートに迂回する」と言われました。で、ご提案としてこの庁舎前バス停に降りられたら?って事で、降り立った訳です。

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藤屋さん

時系列的に前後しますが、昼ご飯頂いたお店です。

玉造庁舎からはやや手前へ引返すこととなります(向かい側の庁舎前バス停からはほぼ向かい)が、なかなか食べれる店が見当たらずで、昼時だった事もあってか繁盛してました。

行方丼、という幟が出ていて惹かれましたが、何があるか分からずメニューにも載ってなかったので、海鮮丼にしました。オーダーした、と思ったら、別に壁貼りで行方丼の内容があり、「白魚の天とじ丼」とありました。ただ、「霞ケ浦の海産物と行方台地の野菜を使用したご当地丼」という定義だそうで、メニューは各店で様々だそうです。

気付いたのもオーダー後だったので残念ながらオーダー通り海鮮丼を頂きましたが…。

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玉造ふれあいまつり

歩行者天国エリアに入ってみました!

たまたま訪ねたら、こういうイベントにぶち当たるって、予定が狂って困る事もあるけど、何よりお祭りの雰囲気に触れる事ができてうれしい部分がありますね。特にここだったら、祭の日でなかったら、町の雰囲気はどんなだっただろうか…??と思わされもしました。

人でごった返して歩行もままならない、というレベルではなく、適度に活気があった感じで程よい賑やかさでした。それがちょうどよかったかな、と。

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山車

歩行者天国の道のサイドに停めてあったこの見事な山車。下り坂に停めてあってヒヤッとしますが、輪止めはちゃんとなされています。

いくつかの山車があるようで、別の場所でも確かに見ました。神社の例大祭に登場するするそうですね。ここではどういう使われ方をしていたのか、見てる限りでは停めてあるままだったので分かりませんでしたが…

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稲荷屋旅館辺り

歩行者天国のエリアを歩いて少しの所ですが、右へ曲ると色々あるようで標識が出ていました。ただ、周りをぐるっと祭りの警備がなされていて、人通りもあまり多くない中を、出てまた帰ってくるのって不審なように思えたので、見に行くのを敢えてやめました。

で、この辺りはイベントの中心スペースのようで、踊りやらショーの関係は殆どこの旅館の前の道で行われていました。いわゆるステージというものはなくて、道の上でのショーが続いていました。

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別の山車

さらに歩行者天国を進んで行って出くわした山車です。

歌人みたいなのがてっぺんに乗ってました。

前面に提灯がズラーッと並ぶのは、上の写真の山車とおんなじ、横っちょに太鼓が取り付けられているのもおんなじでした。ある程度こういうスタイルで統一されているのでしょうか?

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またまた山車

これは歩行者天国エリアのほぼどん詰まりに近い辺り、道のど真ん中にデンと据えられていた山車です。

山車ばっかり撮ってますが、これらはこの時いずれも動いてなくて、あくまでもステージのショーの方がメインでした。あと、焼きそばやら飲食物を売ってるテントがあるコーナーもありましたが、そのてのものは結構こじんまりしてました。

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本部テント周辺

この辺りにテントが並んでいました。

食べ物の売ってる所もあり、本部と思しきテントもあったり…でした。

10月中旬というのにまだまだ暑くて、かき氷もよく売れてました。

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歌謡ショー

ステージも何もなく、普通に道の上でやってました。ただし、マイク等音響はちゃんとありの状態で。

で、こんな小さな町のお祭りで、どんなタレントを呼んできたのかな?と思いつつ見ておりました。これ丁度出発前だったのでマトモに見れてませんでしたが、「芹澤ひろしとカープファイブ」というグループだそうで、昔どこかで売れたのか何なのか、この時全然分かりませんでした。

歌いだしたと思ったら、「♪ワワワワー」とかコーラスし出して、「何?クー〇ファイブの焼き直し??」とか思いましたが…。よくよく調べたらご当地の商工会の方々とか、リーダーの方はそこの偉いさんだとか。サラリーマン兼業のご当地アイドル?!とか書かれてました。で、そのワワワワーの次の曲は「行方音頭」を歌ってました。その途中で立ち去って、この町を出たので、よく聴いてませんが、実際CDを出しておられるようで、1曲分はちゃんと見たので、とにかく頑張ってほしいと思います。

そんなこんなで、行方市でもっとも印象的なものは、このショーだったかもしれません、という形で結びにしたいと思います。

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