島根県松江市のJR玉造温泉(たまつくり・おんせん)駅と、おなじくJR来待(きまち)駅の今回は2駅の御紹介です。
松江市では既にJR松江駅をはじめ、乃木駅・東松江駅と宍道駅などをupしていますが、今回はこれらとおなじ山陰本線のJR駅の御紹介となります。
-JR玉造温泉駅-
【路線】JR山陰本線(京都-幡生間)
【開業】1909年11月7日
【訪問】初訪問-1990年11月
【1日あたlり平均乗車人員】 357人/日 (2015年)
【近隣の主要駅】 (京都方面)松江駅→2駅
(幡生方面)出雲市駅→5駅
●駅名標
ここに初めて訪ねたのは1990年11月の事ですが、この記事では昨年2017年11月訪問時の様子をお伝えします。
初めて訪ねた当時はまだ松江市ではなく、八束郡玉湯町という町で唯一の駅でしたが、平成の大合併により松江市の駅となっています。温泉駅と名乗るだけあって立派な温泉街を形成しており、島根県を代表する温泉の街といえます。
松江駅からはわずか2駅で、隣の隣にある駅になります。なので松江観光でこの玉造の温泉宿に泊まられる方も少なからず居られるという訳です。特急は一部停車の形ですが停車します。
左半分が出雲市行きという事で西へ、右半分が米子など東へ行くもので、鳥取や岡山行きも含まれます。各々平日と土日祝に分かれて表示されています。
平均すると1時間2本というところですが、赤字の特急がだいぶ停まるためのものであり、黒字の普通列車のみであればかなり減少します。鳥取・岡山方面というのは米子を境にそのまま山陰本線で鳥取方面へと東へ進むものもあれば、南へ分岐する伯備線(特急やくもなど)もあります。なので1方向あたりの本数はもっと少ない事になります。
ホームは1面2線、つまりこのホームの両サイドに電車が停まる構造となっています。
ホーム屋根が広く取られていて駅の規模の大きさのようなものが垣間見られました。やはり人気温泉地という観光資源を持つところは強い、という事も併せて感じられました。
ここもベンチが線路と垂直に並んでいました。他ってそのままホームへ転落、というのを避けるために取られた措置とどこかで見ましたが、この辺でもやっていたとは。
白壁和風建築様の立派な外装で、完全室内型の待合室がありました。
特に城下町とかではなかったと思いますが、建物の腰の部分はなまこ壁様になっていました。温泉としては古い歴史を持つので、その歴史の古さを表しているのでしょうか。
ホームとしては1面だけですが、改札とはこの地下道で結ばれており、これを渡って改札前の通路を歩く事となります。
地下通路内は寂しく蛍光灯がつくだけの硬質で真白な内装となっており、掲示物は一部に集中的に貼られているのみでした。
ホームから階段を下りるところの「歓迎 玉造温泉」の看板は時を越えてもそのフレーズは同じでデザインが一定時期に変わっている感じで、1990年に訪ねた際もこの文言だけは同様に使用されていました。今の松江市で観光地を持つところといえば、松江駅とこの駅ぐらいしかない訳ですね。
改札を出て、待合室周辺の様子です。
待合エリアがベンチと共にあり、更に仕切りの向こうには室内型の待合室があります。こういう所にも観光地を有する駅としてのやや規模感の大きさのようなものが感じられました。といってもこの周辺の駅も綺麗に改装されたりなどしていますが。
駅前の簡単な地図には「姫神の湯 玉造温泉へ」とありました。姫神の湯とか姫神広場とかが温泉街にあります。
温泉街までの道案内と温泉街のマップとに分かれています。駅から温泉街まで車で5分とあります。距離にして2kmあまりでしょうか?

●シャトルバス時刻表
長楽園グループとしてシャトルバス時刻表がありました。
玉造国際ホテル経由長楽園行きとあり、ほぼ温泉街の中にあるところです。
送り便として朝から1時間ごとに出ており、迎え便としても15時から1時間ごとに玉造温泉駅行きが出ています。
駅を出て駅前広場を左側へ向いた形のカットです。
この道が街へ出る通り道になっていて、これを向こうへ進む事となります。
下側の写真は駅から出てほぼ正面の様子で、読売新聞の新聞配達所?でしょうか?かつての「YOMIURI YC玉造温泉」という看板が完全に色褪せ切ってしまっています。


●玉造温泉駅 駅舎
2012年に完成したという新駅舎で、木造ながら一部鉄骨の入った平屋駅舎です。
屋根は神社などで使われる青緑の鋼板葺きで威厳を感じさせる駅舎となっています。JR西日本が4,000万円を投じたといいます。


●玉造温泉駅 駅舎 in 1990
1990年に初めて訪問した際の写真が残っていたのでupします。
白壁に濃いブルーの屋根で、この両色のコントラストがすごく際立つ配色の駅舎でした。今よりもかなりライトな感じで、今は厳かでその辺りのコントラストも際立っていると言えます。
駅名の上に勾玉があるのは今も同じです。

以上、ここまで玉造温泉駅でした。
続きまして「来待駅」です。
-JR来待駅-
【路線】JR山陰本線(京都-幡生間)
【開業】1929年12月25日
【訪問】初訪問-1990年11月
【1日あたlり平均乗車人員】 141人/日 (2015年)
【近隣の主要駅】 (京都方面)松江駅→3駅
(幡生方面)出雲市駅→4駅
●駅名標周辺
ここに初めて訪ねたのも1990年11月で玉造温泉駅と同じです。
写真は2004年夏再訪時のものですが、ホームのカットはこれしか撮っていませんでした。
ホームは2面2線となっています。
今の松江市になるまでは、旧八束郡宍道町の1駅で、宍道町では宍道駅が中心駅であったので、町制の時代から中心駅の座になかったところです。
2003年末に改築され、当時が2004年夏という事で、まだ出来たてのホヤホヤ状態でした。
そんな中に木造み溢れ素晴らしい建屋になっていて、1990年の初訪問時の記録は手元にありませんが、その頃の駅から比べると随分とグレードアップしたものです。
利用者数が決して多くない中で、こんな大きくてきれいな駅舎はとても素晴らしいと感じましたし、よく改築したなと思いました。この駅のトイレにもお世話になりました。こんな写真を撮っていた事からも窺えると思いますが、この時はこの駅を独り占め状態(誰も居なかった)でした。
わずかなスペースを隔てて左側は国道9号線で車やバイク、トラックがピュンピュン高速で走っているような道路です。
旧駅舎の時は駅舎の先と9号線の距離がもっと短かったような気がしますが、気のせいかもしれません。
ちょっと建物の高い駅舎で、そとからみても木造の味が色濃く表れています。
三角屋根が特徴的で、出入口の庇の部分も三角屋根で、これが建物の良いアクセントになっています。
旧駅舎を記録に残していませんでしたが、JAスーパーと併設という珍しいスタイルの駅舎でした。1990年に寄った時はカメラを持参していなかった為、記録をおさめる事ができませんでした、今考えると大変勿体ないですが。
建物の高さだけでいえば近隣の沿線駅ではかなり高い部類に入ります。まして中心駅でも何でもない駅の中であれば、ダントツかもしれません。
以上、来待駅でした。これでこのブログでupしていない松江市のJR駅は南宍道駅(JR木次線)だけとなりました。この駅には訪ねた事すらないのですが…。













