前回記事の敬川駅の西隣の駅となります。
-JR波子駅-
・路線 JR山陰本線(京都-幡生間)
・開業 1921(大正10)年9月1日
・訪問 2008(平成20)年11月
・1日あたり平均乗車人員
33人/日 (2018年)
・近隣の都市駅
(京都方面) 江津駅⇒3駅
(幡生方面) 浜田駅⇒3駅
・鉄道での所要時間
東京駅から: 10時間14分
大阪駅から:7時間2分
※AM9:00発での最短時間
・駅規模ランク
ホーム ★★☆☆☆ …1面2線
跨線橋 ★☆☆☆☆ …なし
駅舎 ★★☆☆☆ …平屋駅
▼山陰本線で江津駅からも浜田駅からもいずれも3駅と、両市の中心駅の真ん中に位置しています。
開業は1921(大正10)年で、開業当初の自治体名は那賀郡川波村大字波子という事で当初から自治体名ではなかった駅で、1954(昭和29)年に江津市となりました。
東京からだと鉄道では東隣の敬川駅では10時間31分に対して、10時間14分と逆に短くなっています。新幹線で新山口駅で乗り換えて山口線を使うルートだと少し短くなるようで、また特急や快速の停車駅である事も要因です。大阪からは7時間2分とやはり敬川よりは少し短くなります。
1日あたりの乗車人員は33人で、敬川駅より少し多い程度です。
後ろに看板が見えていますが、島根県立しまね海洋館AQUAS(アクアス)の最寄り駅です。
▼ホームは1面2線あります。
なので、上り下りごとにホームが分かれており、明示されています。
頭でっかちな待合室がありました。ホーム幅が狭いのか待合室が黄色の線いっぱいくらいになっていました。
▼AQUASへの案内看板です。
完全にAQUASをウリにしている駅ですが、沿線駅に○○をウリにする駅って海水浴場ぐらいしかない場合が多いので、ここはそういう意味での特異性はあると思います。
ちなみにAQUASへはここから北西へ約1km、徒歩15分程度です。
▼ホームから見た駅舎裏を含めた様子です。
ホームから改札へは向こうに見えている構内踏切を使って渡ります。
▼駅出て目線です。
駅を出ると、この階段を下りて街へ出られます。
家屋の屋根瓦が多く見えますが、それなりに家屋がありました。そしてやはり石州瓦の家が多かったです。
▼波子駅の駅舎です。
石州瓦の屋根を持つ立派な駅舎です。
屋根が何層かに分かれており、真ん中は妻が入って庇状になっていて立派感が増し増しな感じでした。
駅前は出てまっすぐすぐに階段があって下りられるのと、出て左側に平坦な道がありました。
またこのところ御紹介の駅では珍しく有人駅ですが、アクアスの開業に伴ってのものだそうです。有人駅なので駅舎内写真を撮っていない訳です。
アクアスへ行く時間がありませんでしたが、石見地方で数少ない観光資源のひとつにつき、珍しい箱モノにつき、ちゃんと訪ねてみたいものです。
以上、波子駅でした。