鹿児島県鹿児島市のJR鹿児島中央(かごしま・ちゅうおう)駅です。
前回、JR鹿児島駅をupしましたが、今回は本当の市の中心駅です。
-JR鹿児島中央駅-
・路線 JR九州新幹線(博多-鹿児島中央間)
鹿児島本線(門司港-八代、川内-鹿児島間)
指宿枕崎線(鹿児島中央-枕崎間)
・開業 1913(大正2)年10月11日
・訪問 初訪問-1997(平成9)年4月
・1日あたり平均乗車人員
14,895人/日 (2021年)
・近隣の都市駅
(川内方面) 伊集院駅⇒4駅
川内駅⇒12駅 ※新幹線では隣駅
(小倉方面) 鹿児島駅⇒隣駅
・鉄道での所要時間
東京駅から:7時間7分
大阪駅から:4時間41分
※AM9:00発での最短時間
・駅規模ランク
ホーム ★★★★★ …新幹線2面4線、在来線3面6線 計5面10線
跨線橋 ★★★★★ …新幹線口への通路
駅舎 ★★★★★ …駅ビル式
▼鹿児島市の中心駅にして、現時点で九州新幹線の終着駅になっています。
開業は鹿児島駅の方が先で1901(明治34)年に開業し、この駅はその12年後の1913(大正2)年に開業しています。
開業当初は「武駅」という名前で、周りは田園地帯だったといいます。
その後1927(昭和2)年に長らく親しまれた「西鹿児島」駅へ改称となりました。
2004(平成16)年の九州新幹線開業時に、現在の「鹿児島中央」駅となっています。
この写真は新幹線ホームで、終点の為隣駅表示は片側のみです。東京から9時過ぎに出発すると4時間41分でここに着き、東海道・山陽・九州新幹線での総所要時間が5時間を切るんですね。
初訪問は1997(平成9)年でしたが、この時には新幹線がまだ開業されておらず、この写真は2012(平成24)年再訪時のもので、以後基本的にこの時の写真でお送りしていきます。
▼新幹線ホームの天井周りです。
九州新幹線の新幹線ホームは各駅とも、構造物が複雑に絡み合ってて豪華な感じがします。
▼これも新幹線ホームですが、アングルを下にした形で床面周りです。
エスカレーターで両方向が並ぶ格好です。
新幹線ホームは2面4線あります。
▼この写真は2009(平成21)年当時のものです。
この駅は何回か寄ってるので、その時々で撮ってる場所があったりなかったりしますが、新幹線の待合エリアはこの時しか撮っていなかったので引っ張り出しました。
白を基調とした広々スペースに土産物店が並んでいました。
▼在来線に目を転じます。
再び2012年当時のもので。
九州の在来線は各地を象徴するものがイラストで描かれていて、これが楽しみなのですが、ここはズバリ西郷どんと桜島でした。
▼在来線ホームです。
さすがは九州といった感じで、来る電車来る電車いちいち豪華でした。
在来線は3面6線もあり、属している鹿児島本線は勿論、日豊本線は属しておらず隣の鹿児島駅までですが、乗入れはしています。そして指宿枕崎線の始点としての役割も担っています。
ホームから階段とエスカレータが並ぶ形となっていました。ホーム上は2階となりますが、新幹線は3階の構造となっています。
向こうには観覧車が見えていて、隣の鹿児島駅とは全く違った雰囲気でした。
▼上の写真と反対側のホームからの眺めです。
特急「きりしま」の停車位置表示がありました。
▼駅を出て、鹿児島中央駅東口駅前広場案内の図がありました。
バスのりばが20以上あるなんてさすが大都市ですね。
▼駅前には色んなバスがありました。
右側のなんて、カラー的に緑と赤で島根県の松江レイクラインのような(笑)
西郷どんがすごく砕けた感じで描かれてるのがなんとも面白かったです。
▼そして、ここでも路面電車が走っていました。
鹿児島市交通局が運営している「鹿児島中央駅前」停留所があり、ここでは市内で2つある系統のうち「2系統」のみが通っています。(「1系統」は別ルート)
▼鹿児島中央駅の駅舎です。
下に大きな階段の広がる駅舎としてすっかり有名ですが、前名「西鹿児島」駅時代からこのようなフォームの駅舎でした。
▼駅舎とくっつく形で駅ビル式の「アミュプラザ」と一体になっています。
後ろには観覧車があり、夜はイルミネーションが綺麗で夜景も見応えがあります。
▼2009年当時の駅舎です。
駅舎のカラーがレンガ色でした。
現在は黒ですが、2010(平成22)年の九州新幹線全通に合わせてリニューアルした際に駅舎の色も変わったという事ですね。当時はまだ南九州の新八代~鹿児島中央への開通のみで、その後に未開通であった博多~新八代が繋がったという変則的な手順によって開業されていきました。
この駅舎にも2010年全線開業の事が看板的に記されていました。
鹿児島市さらに鹿児島県の代表駅として、これからも発展が期待されるところです。