続々トラベルとかナントカ

日本全792市を訪問した駅や旅の記録です

JR柘植駅 (三重県伊賀市)

三重県伊賀市JR柘植(つげ)です。

 

伊賀市では近鉄/伊賀神戸駅をupした事がありますが、これに続いて今回はJR駅の記事です。

-JR柘植
【路線】JR関西本線(名古屋-JR難波間)

      草津線(柘植-草津間)
【開業】1890(明治23)年2月19日
【訪問】2008(平成20)年5月
【1日あたり平均乗車人員】 327人/日 (2017年)
【近隣の都市駅】(名古屋方面) 亀山駅→3駅、
           (JR難波方面) 伊賀上野駅→3駅
           (草津方面) 貴生川駅→5駅

【鉄道での所要時間】東京駅から:3時間39分
             大阪駅から: 2時間22分
             ※AM9:00発での最短時間

▼この記事での写真は、今から約12年前の2008年春の様子です。

柘植という字をある年までずっと「たくしょく」と読んでました。ちなみに大学のたくしょくは、「拓殖」という漢字です。

そういえば「つげ」という方が居たけど、その「つげ」の音とこの「柘植」の漢字がなかなか結びつきませんでした。

 

もうひとつそういえば千葉真一主演の「影の軍団」シリーズで、彼の演じる主人公はほとんど「半蔵」を名乗る忍者だった訳ですが、うち影の軍団Ⅱ」だけ「柘植新八」という役名で、伊賀忍者としてこの苗字という事は、伊賀にはこの柘植という地区があったのかな、と思わされます。

隣駅の「かぶと」は加太と表記する亀山市の駅ですが、和歌山市「かだ」も同じ字を書きます。

 

JR関西本線に属しながら、草津線の分岐駅でもある拠点駅です。しかし利用者数は1日に300人余りの乗車で、賑わっているとは言い難い状況です。

1890(明治23)年と割と早期に開業しており、今年で開業130周年を迎えますが、三重県で最初に開業した駅といわれています。

 

「いがまち」と地図にありますが、ここの旧自治体は伊賀町(いがちょう)で、新旧自治体ともに「伊賀」です。

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▼ホームは2面3線です。

これは着いた時ではなく、帰り時のカットで、すっかり遅くなってしまって暗くなりかかっていました。

両ホームは跨線橋で繋がっています。屋根つきの跨線橋である分、沿線ではまだ格上の感があります。

ホーム上の屋根もしっかりとしたもので、そこそこの広めに取られていました。

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▼ただの駅ではないなと思わされた点が、ホーム椅子横にこの「投句箱」がある事でした。しかし駅で俳句を思いついて投句できるものでしょうか…。前もって考えたものを投句する事の方が多いのか…、いろいろ考えてしまいますが…。

この地は俳聖松尾芭蕉の生誕地とされるところで、芭蕉に因んだあれこれが見られるのも伊賀市の特色と言えると思います。

芭蕉〇〇の地」は日本に数多くありますが、生誕の地という点では、ここは分かりやすい「ウリ」があるなと感じます。

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跨線橋の階段には「いってらっしゃい」と文字が見えるようになっていました!

 

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▼駅から出てこの「俳聖松尾芭蕉生誕地」の看板がありました。

歩いてすぐ行けるところが載っていませんが、ちょっと歩けば行けるレベルの1km余りのところはあります。
8.の「三馬谷絶景」というのは惹かれます。既に「絶景」と書いてある時点で。

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▼駅前の通りはこんな感じで、右奥に隠れている部分が柘植駅です。

駅からまっすぐ伸びている道路がなく、線路と平行に通っているこの道路が実質的な駅前通りとなり、街灯もどことなく(「いかにも」という感じではなくどことなく…)駅前通りっぽいものとなっていました。

標識で「水口21km」となっていました。水口(みなくち)は甲賀の地で、ここは伊賀という事で、伊賀と甲賀は結構近い、という事を感じました。

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▼上の写真とは反対側からのカットで、左側に柘植駅が見えている形での駅前通りカットです。

道路上にちょっと幅広くなっている部分があって、それが駅前広場という感じでかなり狭小なものでした。

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柘植駅の駅舎を正面から。

立派な駅舎が今も残っています。

実質使われているのは、この入口から改札までのスペース程度で、あとは駅事務室という形で、大きな建物の中で利用できるのはごくわずかですが、駅舎として見ると渋い佇まいでした。

出入口の部分にも小屋根の瓦がついていて、単なる建物としてだけの駅舎でない部分を感じました。

駅舎前の植込みがきれいに手入れされていて、なかなか緑豊かなものでした。

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