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日本全792市を訪問した駅や旅の記録です

近鉄/俊徳道駅・長瀬駅 (大阪府東大阪市)

大阪府東大阪市近鉄/俊徳道(しゅんとくみち)長瀬(ながせ)です。

 

東大阪市では前回記事で布施駅をupしましたが、これに続く駅のご紹介です。

 

まずは俊徳道駅から

近鉄俊徳道駅
【路線】
近鉄大阪線(大阪上本町-伊勢中川間)
【開業】1926(昭和元)年12月30日
【訪問】2008(平成20)年3月
【1日あたり平均乗車人員】 6,699人/日 (2018年)
【近隣の都市駅
】 (大阪上本町方面)布施駅→隣駅
         (伊勢中川方面)近鉄八尾駅→4駅

【鉄道での所要時間】 東京駅から:3時間11分
           大阪駅から:29分
           ※AM9:00発での最短時間

 

 ▼今から12年前の2008年3月当時のようすです。

 

この時は実は、JRおおさか東線の駅が開業し、このすぐ近くで交差する「JR俊徳道駅」という同名のJRが開業した訳で、そんな日にここへ来た訳です。

 

この辺りはJRと近鉄がX字で交差していて、JRも近鉄も俊徳道の隣が長瀬なのですが、長瀬は交差しているX字の離れた部分にお互いが存在していて、ここ俊徳道はX字の交差している実に近距離の所にお互いが存在しています。

 

開業は1926(昭和元)年の12月30日です。1926年といえば、年の殆どが大正15年であり、12月25日からのわずか1週間だけが昭和元年という、たいへん貴重な昭和元年開業の駅です。

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▼ホームは2面2線の高架ホームです。

 

幅の広いホームに広い屋根のあるエリアで、大きな駅のような雰囲気です。隣の布施駅に比べると利用者数は2割に満たないですが…。

 

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▼上の写真のホームの少し先の様子です。

 

八尾 高安方面という事で、大阪市から離れていく方向になりますが、すぐ向こうには鉄橋が見えます。

 

向かいの右側ホームでは大阪上本町行の電車が入ってくるところでした。

 

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▼高架ホームを下りて改札を出ようとしている駅構内の様子です。

 

ホームが3階にあり、改札が2Fにある高さのある駅舎でした。

 

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▼改札を出て、更に下りる階段がついており、2階から1階へ降りるようになっています。

大規模な駅舎の割に意外とひっそりした印象でした。もちろん人が居ないのを狙ってこういう場所は撮るようにはしているのですが…。

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▼駅前駐輪場周辺の様子です。

 

10年以上前の様子なので、このような路上駐輪場が今もあるのか分かりませんが、ど真ん中の「右近橘」の看板がたいへん印象的でした。

 

その右近橘は、上に褪せた字で「明日香乃清酒」と冠されていました。

奈良県明日香村にただ1軒のみある造り酒屋のお酒だそうで、この脇本酒造という所が販売しているといいます。

ただ更新が2011年を最後になく、看板を外したような事も書かれており、現存については不明です。

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▼もう1枚駅前の様子です。

 

「ふせけいさつ」として布施警察署が写っていますが、今はここには存在しません。

1965(昭和40)年にできた庁舎でしたが老朽化が激しく、45年を経た2010(平成22)年に当時の布施ポンプ場跡地へと移転し、警察の最寄り駅はここ俊徳道ではなく、近鉄奈良線の「八戸ノ里駅」となりました。

という訳で、俊徳道駅前にあった「ふせけいさつ」の貴重なカットになったなと思います。

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俊徳道駅の駅舎です。

 

駅舎の建物自体は2階建てで、3階の高架部分は建物の枠から外れる形で剥き出しになっています。

とても高い所にホームがある格好ですが、ちょうど鉄橋の所に電車が走っているところが撮れました。

 

鉄橋とその下のコンクリートの高架橋の部分は平行ではなく交差しており、コンクリートの高架はJRのもので、真裏にJR俊徳道駅があります。この日はその駅ができた日でした。

 

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という訳で俊徳道駅でした。

 

続いては、長瀬駅です。

 

近鉄長瀬駅
【路線】
近鉄大阪線(大阪上本町-伊勢中川間)
【開業】1924(大正13)年10月31日
【訪問】2008(平成20)年3月
【1日あたり平均乗車人員】 30,889人/日 (2018年)
【近隣の都市駅
】 (大阪上本町方面)布施駅→2駅
         (伊勢中川方面)近鉄八尾駅→3駅

【鉄道での所要時間】 東京駅から:3時間11分
           大阪駅から:29分
           ※AM9:00発での最短時間

 

 ▼俊徳道駅と同じく今から12年前の2008年3月当時のようすです。

 俊徳道駅から1km強離れた所に位置しています。

 

俊徳道駅が高い高い所にあったのに対して、隣駅の当駅は地平上にあります。

 

開業は大正末期の1924年で、俊徳道駅より2年早く開業しています。

 

駅の乗降者数は1日あたり30,000人を越えており、俊徳道駅の5倍近く、布施駅の8割以上あります。

 

JRおおさか東線で、やはり同名の「JR長瀬駅」が存在しますが、俊徳道がJRと近鉄が互いに隣合っているのに対して、こちら長瀬は互いの駅間が約700mも距離があります。

 

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▼ホームは2面2線で沿線の途中駅としては普通のレベルかと思います。

 

ホーム屋根が段違いになっていて、後から足したのかな?と思いましたがどうなのか…。

柱が多数並んでいて、途中の高さでブルーの塗装がされてストライプのようになっていて、これ自体がある種のデザインになっているようでした。

 

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▼2面のホームはそれぞれに改札と駅舎がある構造で、互いのホームが行き来できないようになっていました。

 

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▼駅東口を出てすぐ、このような「まなびや通り」の商店街ゲートがありました。

これも12年前の姿なので今はどうなっているかですが…、華やかな雰囲気の通りになっていました。

近畿大学の最寄り駅で、当駅の副駅名も近畿大学前」となっています。

 

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▼そのまなびや通りのゲートをくぐって駅舎を振り返ったカットです。その下は駅前を横から撮ったものです。

 

こちらは東口ですが、西口にも駅舎があり、西口は綺麗な三角屋根の駅舎でした。

 

利用者数の割には小さな駅舎ですが、近畿大学の学生利用もそれなりにあるのでしょうか。

 

こじんまりとした中にも活気があり、大型で穏やかな雰囲気の俊徳道駅とは全く対照的な様子でした。

 

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以上、長瀬駅でした。