続々トラベルとかナントカ

日本全792市を訪問した駅や旅の記録です

近鉄/弥刀駅 河内永和駅 (大阪府東大阪市)

 

大阪府東大阪市近鉄/弥刀(みと)長瀬(ながせ)です。

 

東大阪市では前回記事に続いてのご紹介です。

 

lefthand926.hateblo.jp

 

まずは弥刀駅から

近鉄弥刀駅
【路線】近鉄大阪線(大阪上本町-伊勢中川間)
【開業】1925(大正14)年12月10日
【訪問】2008(平成20)年3月
【1日あたり平均乗降車人員】 10,299人/日 (2018年)
【近隣の都市駅 (大阪上本町方面)布施駅→隣駅
         (伊勢中川方面)近鉄八尾駅→4駅

【鉄道での所要時間】 東京駅から:3時間19分
           大阪駅から:37分
           ※AM9:00発での最短時間

 

 ▼これも今から12年前の2008年3月当時の様子です。

 

弥刀と書いて「みと」と読みます。初めて見た時は「やと」だと思っていました(笑)

 

「みと」という地名は他に水戸はあまりに有名ですが、美都(島根県益田市)というのもあります。

 

前回記事長瀬駅から約1.2kmの地点にあり、近鉄大阪線では大阪上本町駅から出て、東大阪線で最後の駅(布施⇒俊徳道⇒長瀬⇒弥刀)となり、次の久宝寺口駅は八尾市となります。

 

開業は1925(大正14)年で、近隣の沿線駅が近い年代でバラバラなのですが…

 

俊徳道:1926年12月

長瀬 :1924年10月

弥刀 :1925年12月

見事なまでに1年ごとになっています。

そしてこれらの駅は、これから数年後に相次いで「開業100周年」の節目の年を迎える事となります。

 

乗降車人員は10,299人/日で、かろうじて1人10,000人を越える乗降者であり、近鉄大阪線の4駅では以下の通りで、当駅は2番目に少ない状態です。

 

布施 :39,370人

俊徳道:6,699人

長瀬 :30,889人

弥刀 :10,299人

 

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▼ホームは2面4線と広くとられており、左側は1・2番線の下りホームで八尾など東側へ行くもので、右側が大阪市内方面の上りホームとなります。

 

沿線駅で単一路線のところは2面2線が多い中、ここは4線とられているのが不思議な感じがしました。優等列車も停まらない駅なので尚更そう感じます。

 

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▼上下線がそれぞれホームと駅舎がこのように構内踏切で繋がっていますが、上りホームと下りホームは独立していて繋がっていない状態です。

 

こちらは下り線と繋がる駅舎の様子です。

 

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弥刀駅駅前通りです。

 

隣の長瀬駅前とよく似た商店街、そんな印象でした。

 

いずれも近畿大学付近の商店街という背景は同じなのかな、という感じでした。

 

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弥刀駅の駅舎です。

 

上下線でそれぞれ駅舎が分かれている為、こちらでは「高安 国分 八木 名張 方面のりば」として表示されています。

 

駅を横から撮ったものも載せていますが、広場のない狭い所に建っていて、駅という感じがしませんでした。

 

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以上ここまで弥刀駅でした。

 

さて続いては東大阪市近鉄別路線駅である、河内永和駅です。

 

近鉄河内永和駅
【路線】近鉄奈良線(布施近鉄奈良間)
【開業】1938(昭和13)年2月1日
【訪問】2008(平成20)年1月
【1日あたり平均乗降車人員】 10,987人/日 (2018年)
【近隣の都市駅 (布施方面)布施駅→隣駅
         (近鉄奈良方面)河内小阪駅→隣駅

【鉄道での所要時間】 東京駅から:3時間5分
           大阪駅から:25分
           ※AM9:00発での最短時間

 

▼これまでの記事で御紹介の駅は近鉄大阪線の駅で、布施駅だけは大阪線奈良線の分岐している駅ですが、ここはその布施駅から奈良線側へ分岐した「奈良線のみ」に属している駅です。

 

布施駅から0.8kmの短距離にあり、開業は1938(昭和13)年で当時は単に永和駅を名乗っていました。愛知県愛西市に永和駅の存在があるせいか、3年後の1941(昭和16)年には現在の「河内」永和駅を名乗り現在に至ります。

 

この訪問時は2008(平成20)年1月で、まだJRおおさか東線の開業前ですが、この2か月後にこの駅と同名の「JR河内永和駅」が開業する事になります。位置もほぼ同じで市内の俊徳道同様にJR線と近鉄線が十字交差しています。

 

1日あたりの乗降者数は弥刀駅とほぼ同数で10,000人強となっています。

 

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▼ホームは2面2線の高架ホームです。

 

JR河内永和と隣接するようになってから、乗客の取り合いが発生するかと思いきや逆に利用者数は増加で推移しています。

 

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▼駅前の様子です。

 

駅高架と平行に通っている道路の方がメインという感じで、垂直に通っている道路の印象があまりなかったです。

 

下側の写真ではY字の通りがあって、見た目面白いなと感じます。

 

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河内永和駅の駅舎です。

 

高架駅舎につきやはり大きな建物です。

 

駅舎内の一角に「ジョイ永和 名店街」とありましたが、シャッターが降りたところばかりで、検索しても全然出てこず、実際に機能していたのがいつ頃なのかもよく分かりませんでした。

 

また駅名表示では、「河内」の文字は小さめにしつつ、「永和駅」と表示されているのもなかなか面白い感じでした。

 

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という事で、今回はそれぞれ別路線になりましたが、弥刀駅河内永和駅でした。