四日市市は三重県の北部に位置し、人口は305,890人(2015.5.1現在)で、中京工業地帯を代表する工業都市で、県庁所在地である津市よりも人口が多く、三重県で最も人口の多い都市となっています。
-JR四日市駅-
【路線】JR関西本線(名古屋-難波間)
【開業】1890年12月25日
【訪問】2006年2月
【1日あたり平均乗車人員】 2,388人/日 (2013年)
【近隣の主要駅】(名古屋方面) 桑名駅→4駅
(難波方面) 亀山駅→6駅
(津方面)鈴鹿駅→3駅 ※伊勢鉄道
●構内
ホーム内の様子を撮ったものがないので、いきなりこのような写真から入ります。
JRの駅ではありますが、所属こそしていないものの「伊勢鉄道」も乗入れしています。
また、近鉄にも同名の「近鉄四日市駅」がありますが、JR駅とは約2kmの距離がある全くの別駅であり、四日市でJRから近鉄に乗換え…などと考えていたらとんでもない事になります[E:delicious]。
市のメインは近鉄四日市の方になり、利用者数としては、このJR駅は近鉄同名駅より1ケタ少ないレベルであり、両者の差はかなり大きいものがあります。
こうして2F部分への階段がありますが、その先はひっそりしていて、現在2階は閉鎖されているとありました。この写真は2006年当時のもので、上まであがっていませんが既に閉鎖されていたかもしれません。かつてはレストランだったようで、以下にもかつて栄えていて寂れた、という雰囲気ありありでした。
●四日市バスターミナル
駅前のバスターミナルです。
駅構内はその広いスペースを持て余し気味にしていた感じでしたが、こちらも広い土地はあります。バスもそこそこ停まってはいましたが…。
●JR四日市駅 駅舎
かつて栄華を誇っていたかのような大きな駅舎にひっそりとした雰囲気でした。
広いスペースにポツンといる気分は悪くないのですが、どうしても寂れてしまった感はぬぐえないですね、かつての栄華(があったのかは知りませんが…)に思いを馳せながら、この場所の空気を吸い込むのもよいかな、というところでしょうか。
立地自体が街のはずれにあるので致し方ない部分があり、市名である四日市を名乗るには少々無理があるのかもしれませんが、JRでは中心部に比較的近いということでしょうか。近鉄王国といわれる三重県において、JRと近鉄で大きく差の出ている、その事を如実に体現している駅ではないかと思います。
人口30万以上の三重県最大都市の市名を名乗るJR駅、には間違いないのですが、そのイメージを持ってここに来ると激しいギャップに襲われます。それもまた面白いかなと思います。