鳥羽市は三重県中部の東端、志摩半島北部に位置し、ちょうど三重県が真ん中の方で東に出っ張っている辺りになります。人口は 21,334人(2010.5.1現在)で、県内の市では熊野市・尾鷲市に次いで人口が少なく、人口21,000程度でまだ2つも人口が少ない市がある県は北海道以外では珍しい(あと高知、鹿児島くらい?!)と思います。
鳥羽水族館は有名で海浜都市のイメージが強く、演歌歌手・鳥羽一郎の出身地と聞くと、ますます海のイメージが強くなってきます。
-(JR・近鉄)鳥羽駅-
【市内】市内8駅(JR1、近鉄7)中の中心駅 ※近鉄7駅は鳥羽駅を含まず
【路線】JR参宮線 (多気-鳥羽間)
近鉄鳥羽線(宇治山田-鳥羽間) 志摩線(鳥羽-賢島間)
【開業】JR-1911年7月21日(訪問は2006年2月)
近鉄-1929年7月23日
【1日あたり平均乗車人員】 JR-368人/日 (2008年)
近鉄-3,752人/日 (2008年) ←近鉄は乗「降」車人員
【近隣の都市駅】JR→(多気方面)伊勢市駅→4駅
近鉄→(志摩方面)鵜方駅→13駅、(宇治山田方面)宇治山田駅→4駅
▼三重県はJRと近鉄の同居駅は大抵近鉄の方が勢力が強い、という個人的印象を持っていますが、この駅も3面7線もあるホームで、近鉄側が実に2面4線をもっています。
JR側は盲腸線の終着駅ですが、近鉄では鳥羽線と志摩線をつなぐキー駅です。こんな部分からみても近鉄線の優位性が感じられます。
JRと近鉄のそれぞれ駅舎があり、こちらはJR側の駅舎です。
▼駅前はひたすら自転車置場、という感じでした。
この訪問から4年経ちますが、今頃は少し整備されているのでしょうか。。
駅への階段を上ると連絡橋があるのが分かります。
▼JR側から橋を隔てて向こうに近鉄側の駅があり、駅舎内のテラス(売店等のスペース)から、その近鉄駅前を見下ろした様子です。こちらは完全に海側です。
▼近鉄側の駅舎の出入口です。
あちこちで丸がふんだんに使われた曲線の特徴的な建物で、こちらはエスカレータもついています。
▼近鉄側の駅舎遠景です。
JR駅舎に比べるとかなり豪華な気がします。
階段にしてもJR側は屋根なしでこちら側は立派な室内型となっていたり、道路をまたいで歩道橋が出ていたりで、えらく格が違うなと感じました。