桑名市は三重県の北部に位置し、人口は140,761人(2012.9.1現在)で、「その手は桑名の焼き蛤」の言葉もあるように焼き蛤が有名で、またナガシマスパーランドや東海道の七里の渡しなど観光資源にも恵まれた町です。人口14万越えの市の駅初登場です。
違う話ですが桑名といえば…
昨日、ロック歌手の桑名正博さんが59歳で亡くなりました。桑名さんの渋くてパワフルな歌唱が好きで20年くらい前から聴いていました。合掌。
-JR・近鉄養老鉄道/諫早駅-
【路線】JR関西本線(名古屋-難波間)
近鉄名古屋線(名古屋-伊勢中川間)
養老鉄道養老線(桑名-揖斐間)
【開業】JR-1895年5月24日
近鉄-1929年1月30日
養老-1919年4月27日
【訪問】2006年2月
【1日あたり平均乗車人員】 JR-4,678人/日 (2010年)
近鉄-11,915人/日(2010年)
養老-2,666人/日 (2010年)
【近隣の都市駅】(<JR>名古屋方面)弥富駅→12駅
(<JR>難波方面)四日市駅→4駅
(近鉄名古屋方面)近鉄弥富駅→2駅
(伊勢中川方面)近鉄四日市駅→8駅
(揖斐方面)石津駅→6駅
当駅はJR、近鉄、養老鉄道の3社の路線が入っていて、また別建屋ながらすぐ隣には三岐鉄道の西桑名駅があるという鉄道交通網の要衝となっています。
JRと近鉄は平行に近い形で路線が走っていて、近鉄の方が駅間距離が短い為、同じような距離でも駅数を要する事になります。
便数としてはJRではこれを見る限り、日中は1時間に3本の時間帯が最も多く、4本の時間帯も割にありと個人的には思っていたより便数あるなという印象でした。利用者数は近鉄が群を抜いていますが…。
▼ホーム
3社もの路線が入っており、ホームは4面7線にもなり、JRと近鉄で3線ずつ、残り1線を養老鉄道用に充てられています。
跨線橋の部分に駅名が表示されているのは関西本線の三重県の駅らしいなという感じで、亀山駅でもこんな形になっています。
▼近鉄駅名標周辺
近鉄の駅名標はJRとは反対に漢字が大きく、ひらがなが小さくなっています。
こちらは近鉄の駅名標とその周辺のホーム周りです。右が7番線、左が8番線で、5番線のない8番線までの7線となっています。
右に見えているのは近鉄の電車です。
▼7・8番線ホーム (反対側)
上の写真とは反対向きでのカットで、同じ7・8番線(右が8番、左が7番線)です。
ところどころ色んなものが設置されているのが見えます。
▼駅前広場
駅を出ると2F部分から長い通路が続き、その途中から見下ろしたものです。
ちなみにここへの初訪問は2006年ですが、冒頭の写真から2008年の再訪時のものです。4年経っているので、若干の変化はあるかもしれません。
モニュメント的なものがいくつか見られますが、独特の曲線を描いていて見る者の目を惹きつけます。それにしても植込み部分はかなりの手入れがなされていると思われます。
▼2F通路の下
2F部分からはいろんな所から階段が下りていて、なかなか都会的ないでたちです。ただ、人通りがそれほどあるという感じではないのですが…
ここはバスのりばが並んでいるところです。
▼桑名駅 駅舎(遠景)
駅の2F出口からの通路をそのまま歩き続けて、角を左折してしばらくの所からの駅舎の遠景です。
建屋自体がそれほど大きいわけでなく、複数路線で広大なホームをもつ割に駅舎は向こうに見えている程度のものです。
▼桑名駅 駅舎・1
上の写真から駅に近づいてのカットです。
駅を出てすぐに地上に降りる階段が右端の緑屋根の部分です。
2F部分はこんな風に長めの通路が続いていて、駅前の風景の眺めがなかなかよかったです。
▼桑名駅 駅舎・2
上の写真とは違う向きのカットです。
14万都市の中心駅か?と疑うほど寂れた感に満ち溢れた雰囲気が漂っていました。
この出口しか知らなかったら、桑名ってたいそうカントリーな雰囲気だと思ったかもしれません。そう思うと色んな所を見ておかないとな…と思わされました。