茨城県つくばみらい市のつくばエクスプレス/みらい平(みらいだいら)駅です。
つくばみらい市は茨城県の最北端に位置し、人口は45,692人(2011.9.1現在)で、2006年に旧・筑波郡の伊奈町と谷和原村が合併してできた新しい市です。
市名に「みらい」とつくなど、かなり異色感があり、また同じ県内の「かすみがうら市」や鹿児島県の「いちき串木野市」等と並び、「日本一文字数の多い市名」でもあります。
元々は純農村だったそうで、今の市域を構成する自治体は1985年まではすべて「村」でした。昭和も60年になってようやく伊奈村→伊奈町となって初めて現市域に「町」が誕生しました。
現市域の人口は1970年では2.1万だったのが、80年には3.2万、95年には4万台にのり、そこからは4.0万ほどで頭打ち状態でしたが、2010年では5年前の1割増4.4万となっていて、路線開通が人口増に寄与しているのかな、と感じます。
-つくばエクスプレス/みらい平駅-
【路線】つくばエクスプレス線 (秋葉原-つくば間)
【開業】2005年8月24日
【訪問】2011年8月
【1日あたり平均乗車人員】 2,800人/日 (2007年)
【近隣の都市駅】(秋葉原方面)守谷駅→隣駅
(つくば方面)つくば駅→4駅
▼東京秋葉原と茨城県のつくば市とを結ぶ「つくばエクスプレス」の駅初登場です。
この路線は「首都圏新都市鉄道」として2005年に開通した新しい路線で、JR常磐線の西側を並行するように走る格好となっていますが、その距離は割にあって、開通により純農村だったこの町がニュータウン化していくのにかなり拍車をかけたようです。
市内には当駅と関東鉄道にもう1駅あるのみで、駅としての歴史はまだまだ浅いですが当駅が実質的な中心駅です。
ここもやはり今年の盆休みで訪ね茨城県未訪市つぶしの一環で訪ねたところで、最初に来た守谷の隣駅であり、2番目にやってきたところという事になります。
ちなみにこの日は、守谷(守谷市)→当駅→つくば(つくば市)→水海道(常総市)と訪ね、夜は結城(結城市)に泊まるという午後もかなり過ぎてから訪ねたものの5市も行けました。
駅名標が見えにくくてすみません。
▼開業してまだ6年、全体的にきれいな空間がそこにありました。
メンテナンスも行き届いてるんだとは思いますが。
▼掘割部分に駅がある構造で、天井にこのようにおおわれています。
階段をあがって改札に出るわけですが、上がるとこの天井にある丸い部分が床面を突き出して現れます。
▼というわけで上に出てきました。
この床面に突き出している円形の透明なのが、さっきの天井のものです。
上の天井部の空間もユニークで独特な形で立体構造になっていて、見ていて楽しいものがありました。
▼つくばエクスプレスの沿線駅名の表示看板です。
終着のつくばまでは4駅、ここは盲腸線の終着で鉄道での接続はない状態です。
今年になって初めて乗りましたが、その時は八潮に泊まって三郷などに行きました。そのへんももうすぐUPできたらいいな、と思うのですが何しろ行った場所の数にUPが追いつかなくて…、、
行くのは1日何か所も行きますが、UPはそんなに沢山できないので。写真だけUPするなら簡単ですが、調べた事や感じた事もいろいろ載せたいな、とこだわって作るとついついUPが追いつかなくなってしまうのです。
▼みらい平駅の駅舎です。
壮大感のある包み込むような屋根が圧巻です。
駅前広場ど真ん中には つくばみらい市へ の歓迎看板が立っていて、そこには「活力に満ちた うるおいとやすらぎのまち」と書かれていました。
▼反対に駅出ての目線です。
スーパー?が見えました。
▼駅舎やや遠景です。
両サイドにでっかいマンションがそびえ立っています。
こんなに細くて高くて大丈夫かな?と特に右側のはやや心配になりますが…
駅前向かって右のスペースはタクシープールとしてタクシー用ロータリーになっています。
▼駅舎を横から見た様子。
緑色の厚手の屋根が存在感を存分に放っていて、ダイナミックな雰囲気を見せつけてくれます。
前からでも横からでも実に絵になる駅です。