(2008年10月当時)
▼JR福部駅からアプローチしました。
2004(平成16)年に鳥取市になる前は村だった所ですが、この写真の時点では村から鳥取市になってから4年経った頃でした。
という訳で、旧・自治体である「福部村」のマンホールがありました。
鳥取砂丘の風紋と、福部の名産であるラッキョウの花が描かれています。
▼福部駅から続く駅前通りを西へ100mほどで、この塩見川に差し掛かります。
古い家並みと穏やかな風景が、かつて村だった所の駅前、という感じで、駅前もJAなどはあるものの、閑散とした雰囲気でした。
▼橋を渡って、ここは駅から約130mの地点ですが、ようやく「駅前」なるバス停がありました。駅前といっても、駅前スペースとかにあるのではなく、JR福部駅バス停の隣停留所にあたります。
そしてここには「らっちゃんバス」というバスが通っているとの事で、福部村の名産らっきょうのキャラクターである「らっちゃん」のバスという訳です。
時刻表を見ると、1日10便あるように見えますが、最初の便は9:15で臨時運行のもので、これを除く定期運行便の始発が11:00!と驚きでした。
しかも、すべて同じ方向へ行く訳ではないので、同じコースだと1日あたりの便数が更に減ります。
しかしバス停自体は立派な建物で、冬の寒い時はこういう建物だと実に助かります。
▼前回、旧・河原町の記事でもふれた事のあった「TOSC(鳥取生活センター)」の福部店の建物がありました。
TOSCは2023年に全店閉店してニュースになっていましたが、この福部店は最後まで残ったものではなく、これは2008年時点の様子ですが、この時既に閉店していたようにも見えます。
閉店年代が不明につきなんとも言えませんが、2016年時点では2Fの喫茶店「スカリオン」だけが残っていて、ビルの屋根縁の塗装は真っ白に塗られていて「TOSC福部店」の表示は完全に消されていました。
▼鳥取市 福部総合支所
の標識と建物が見えました。
元の福部村役場です。
村役場から市の支所へとなりました。
▼手前の建物は、民家のように見えますが福部郵便局です。
当時はこの場所にて独利した建物で存在していましたが、2014(平成26)年に上の写真の福部総合支所内に置かれたといいます。
で、この郵便局の建屋をGoogle Mapで見てみたら、全く違う建物になっていました。
▼路面標識に「ゆっくり」というのがいいですね。
▼福部村立 福部中学校
の表示がありました。
既に鳥取市になってから4年経っていましたが、さすがにこれは触れずに残したのでしょうか。。
▼再び、福部総合支所前へ。
ここから福部駅へ戻ります。
バス停2つ分くらいの歩き旅で、引き返します。
▼緑の中に橋が架かっていました。
これだけすごく浮いていましたが、その向こうは全くの緑、電柱こそありましたが何にもない自然に包まれている感がありました。さすが「村」という感じで。
▼既に住んでいなかったと思いますが、横から見たらツギハギしまくりの家屋に出くわしました。こういうのはすごく惹きつけられます。
▼通りがかりに猫と目が合いました。
もう16年も前の猫なのでさすがに御存命ではないでしょう。。
▼この近くに中古住宅があります
との看板がありました。
1,280万!ちょっと心が動きましたが、一応駅近で土地建物付きでこの価格って、、別荘にいいなと(笑)行くのが遠いですが、、
そして、急傾斜地崩壊危険個所の看板もありました。
という訳で、鳥取市の旧・福部村エリアでした。