鳥取県鳥取市の旅第3弾、今回は旧・気高郡気高町のエリアです。
(2008年9月当時)
▼今回はJR宝木駅からの出発です。
宝木駅前通りは、駅記事にて写真を掲載済につき、ここでは少し進んだ地点の写真から始めます。
宝木地区公民館とありますが、そこには「鳥取市立」と冠されており、鳥取市になってから4年後になりますが、そこはキッチリ反映されていました。
旧・気高町時代にここを訪ねる事ができず、初めて訪ねたのが鳥取市になってからでした。
▼三谷石材工業という石材会社の奉納による石の標柱が立っていましたが、横には木製ベンチがありました。日付が読みにくいのですが、昭和丁巳(ひのとみ)五拾弐(52)年四月吉日ということで、1977年に造られたという事ですが、この会社の創業もこの年であったといいます。
しかし唐突に置かれている感の強いのこのベンチに誰か座る事はあるのだろうか…?と。
▼歩いていて出くわしたこの標識は、左折すると高浜工業団地に至るというものでした。
▼市街地の一角です。
右側に見える吉田大洋堂というお店は老舗の酒屋だったのが、今は少しだけお菓子を作っているようなお店との情報がありました。
▼歩いていて偶々出くわしたものですが「宝木菖蒲綱引場」なるものの標柱と説明板がありました。
1987(昭和62)年に国の重要無形民俗文化財に指定されたもので、端午の節供に明治以前から宝木の子どもたちによって行われているものといい、7歳から14歳の子供たちが綱をつくって初節句、新婚、新築などの家を祝って回る、などとありました。
かつては因幡地方の各所で行われていたようですが、その後は同じ鳥取市内となった旧青谷町や、市外では岩美町の一部に残るのみのようです。
1990(平成2)年に作成された説明板で、当時の「気高町」教育委員会となっていました。
chiiki.city.tottori.tottori.jp
▼ここでも歩いていたら猫に出くわしました。
三毛猫ですね、という事はメス猫でしょうか?
この旧・気高町エリアもそんなに深くは旅してませんが、菖蒲綱引きというものがあるというのはこの時分かりました。