鳥取県鳥取市、旧・鳥取市外編の第4弾として、今回は旧・青谷(あおや)町エリアをお送りします。
(2008年9月当時)
▼出発点はJR青谷駅です。
駅から少し歩いて、こんな通りに出くわしました。
この当時は2008(平成20)年ですが、「本・ビデオ」の看板があって、まだそのようなものの需要はあったのかもしれませんが、今となってはひと昔前のもの、という感じですね。
▼旧・青谷町のマンホールです。
海岸に長尾鼻という岬があり、そこにある灯台だといいますが、崖の部分が日本海の波に侵食され、見事な柱状節理があるといい、海の方までは行っていないので、今度は海岸も見てみたいと思わされました。
▼そして青谷の魅力は何といっても「街並み」です。個人的には。
この橋の向こう、どんなに素晴らしい街並みか!とわくわくしながらアプローチしたものです。目に飛び込んだ瞬間、ヤバい!と高まりました。勿論良い意味で。
▼橋を渡るときに横目に眺めた川周辺の様子です。
さすがは旧郡部、しっかり田舎だなと感じました。
▼橋を渡って飛び込んできたコチラ↓
木綿と和紙の街として栄えてきたここ青谷は、伯耆街道の宿場町でもあり、この古い町並みがドドーンと並ぶ姿は圧巻でした。
沿線の各駅をめぐる途中で寄っただけだったので、どんな街か予備知識もなく、今みたいにスマホではなくガラケーで大して調べもせずに来たら、嬉しい誤算でした。
この当時は下調べせずに、出会った風景を楽しむ事を自分の旅の基本としていたので、思わぬ素晴らしい景色に出くわした時の喜びは一入というものでした。
▼上の写真の通りに差し掛かっての左側の様子です。
THE昔の家並みという感じで、素晴らしかったです。
庇が微妙に曲がっている感じも、渋さ全開でイイネという感じです。こういう建物は小綺麗に整っているよりも、ありのままに近い方が惹きつけられるというものです。
▼同じ通りの突き当りの所になります。
酒屋さんだったのか、ビールケースがいくつか積まれていましたが、2F部分は完全に板張りで覆いつくされ、無人の家のようでした。
傍に小さな標識で「ウォーキングコース」とありました。観光前提の通りなんだなとここで知りました。
▼上の写真の通りの突き当りから右を見た様子です。
左側手前の建屋が、上の写真のビールケースの積んであるところですが、やはり板張りに覆い尽くされていました。
向こうの街並みもまた渋く、これ見るだけでここへ来てよかった、となりました。
▼上の写真の通りを進んだところです。
右側に見える山崎醸造舗というのは醤油のメーカーで1912(大正元)年創業の老舗とありました。
▼専念寺という浄土宗のお寺がありました。
この角度で見ると、周りじゅう全部がお寺であるかのように感じられ、坂の下から見ると、その坂の部分が長く見えて、なかなかの壮観でした。
この専念寺は1598年創建とあり、1801年には跡形残らず焼失しながら、1825年には見事に復活したといいます。
▼昔の家並み群とはちょっと違うかもしれませんが、この家並みもなかなかの壮観で、色鮮やかな石州瓦の並ぶ家はやはり印象的でした。
▼こういう市街地もちゃんとあります。
新青谷大橋なる標識があり、その橋にも行きました。
▼最後はコチラ「青谷ようこそ館」です。
青谷の特産品の販売や、青谷の今を発信する拠点として機能し、当時もですが今も下のリンクのように存在しています。
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