(2016年4月当時)
▼今から5年前の姿です。
冒頭リンクの駅記事は2007(平成19)年当時のものを載せていましたが、ここでは2016(平成28)年再訪時のものを載せていきます。
この時には西口ペデストリアンデッキ整備工事の完成予想図が掲げられていました。
駅の向井には土浦市役所新庁舎とあり、これはこの前年2015(平成27)年にこの地へ移転したもので、駅記事では2007年当時につき、この関係性ではありませんでした。
▼ペデストリアンデッキを下りて、駅前の商業施設に沿って地平を歩いていたところのカットです。正確には「市役所」の建物です。旧イトーヨーカドーの入っていた複合商業施設の建物に市役所が入った格好です。
天井部分が素晴らしくて、土浦で最初に印象的だったのがこの風景でした。
新しく開業した新幹線駅ホームの天井の様でした(たとえが…)
▼土浦駅前通りをすぐ前の市役所横を通り過ぎた先で、向こうへ行くほど駅より離れていきます。
3F建てくらいの中層のビル群が続いていて、ちょっとした市の中心街の駅前感はそれなりにはありましたが、古い建物も結構混在していました。
左手前のお店はキミヤマというようで、1927(昭和2)年からという事で100年近くの歴史を有する事になりますが紳士服店だそうです。
▼上の写真から少しだけ歩いたところです。
これまた土浦の印象的な光景でしたが、この立体交差道路の存在感が妙に残っていて、その真下にちょっとした休憩スペース的なものもあって、この組み合わせの違和感がきっと心に残り続けているのでは?と勝手に思っています。
▼立体交差の真下といえば、この場所のこのカットも個人的に印象深いものがありました。
ビルの谷間を唸るようにカーブを描く立体交差道!という感じで、何かこう閃光が突き抜けていく感すらありました。
▼歩道アーケードのついた商店街がありましたが、既にやっていないお店のようで、そんな寂しい感じの続いた通りもありました。
▼上の写真で左側に小さく見えていたのがこの「桜橋」というバス停です。
関鉄グリーンバス ⇒石岡エリア
関鉄パープルバス ⇒下妻エリア
などの住み分けがあるようです。ただ1日に数便ずつのようで時刻表check要です。
加えてコミュニティバス(キララちゃん)の循環路線が2007(平成19)年から運行されている状況で、こちらは両方向で1日7便ずつ、これまた時刻確認要の上での利用となります。
これは5年前の姿ですが、現在調べてみても同様の運行状況のようです。
▼ある所の店先に、パチンコの形をした「サルビアおじさんを探せ」というものがありました。
サルビアおじさんというのは、フジテレビの「ぶらぶらサタデー」で有名になった土浦のものだそうで。
▼「ほたて」と表示されていたこのお店、ホタテ料理店かなと思っていたら「保立食堂」というそうです。
実はかなりの歴史があって、1869(明治2)年の創業という事でこの辺りの中城通りという界隈では最古のお店だそうです。戦時中は予科練指定のお店として利用されていたとか。
帆立ではなく天ぷらがウリなのだそうです。
▼土浦銘菓 ぶらりひょうたん最中 石上霞月堂
と看板が出ていましたが、横から見ると壁がボロボロに剝げ落ち、植物にも覆われていて、シャッターも歪んでいた感あり、とても現役稼働していると思えない状態でしたが、調べてみても廃墟として撮った写真の記事ばかり出てきました。
2000年代の中盤には既にやっていなかったようですが、ひょうたん最中の写真がヒットせず、とっくに閉業した幻の商品ということでしょうか。
▼重厚すぎる木造家屋を見つけたので思わず撮ってしまったものです。
存在感大きすぎですよね。
後から色々継ぎ足した感も結構出てて。
▼土浦市指定名木・古木
という事で「久松医院のクロガネモチ」がありました。
高さは10mあるとの事ですが、最下部には「所有者に断ってから見学してください」とありました。この木を見るのもいちいち断らないといけない?とツッコんでしまいましたが…。
▼筑波銀行の建物が大変素晴らしかったので撮ったものです。
これは銀行の支店ではなく、本店営業部だそうです。
筑波銀行の本社は土浦にあり、名前そのものの「つくば」市には本部機能を置いているのだそうです。
▼この記事最後は、長く続くひと続きのビルテナント?に商店が並んでいた姿です。
当時が4月で、5月を控えていたのもあり、こいのぼりが通りに沿って並べられていました。
以上ここまで街歩きを中心にお届けしてきましたが、意外にも長い記事になってしまったので、ここで一旦分割し、次は観光名所を中心にお届けしたいと思います。