秋田市は秋田県の中西部に位置し、人口は317,236人(2015.5.1現在)で、秋田県の県庁所在地にして、東北地方では最も早く中核市に指定された都市です。
秋田新幹線の終着がここ秋田駅であり、東北の日本海側では最北端の新幹線駅という事になりましょうか。
-JR秋田駅-
【路線】JR奥羽本線(新庄-青森間)
羽越本線(新津-秋田間)
秋田新幹線(盛岡-秋田間)
【開業】1902年10月21日
【訪問】初訪問-2006年8月
【1日あたり平均乗車人員】 10,881人/日 (2014年)
【近隣の主要駅】 (新庄方面) 大曲駅→8駅
(青森方面) 追分駅→3駅
(新津方面) 羽後本荘駅→10駅
(盛岡方面) 大曲駅→隣駅 ※新幹線
●駅名標
JR奥羽本線と羽越本線に属していますが、近隣の追分駅から分岐している「男鹿線」の電車も当駅まで乗り入れてきます。また秋田新幹線の終着でもあり、駅自体は1902年の開業ですが、1997年に秋田新幹線が開業され、新幹線駅にもなりました。
ここに初めて来たのは2006年8月の事でしたが、ここでは主に2012年の再訪時のものを載せています。
ひらがな表記だと「飽きた」みたいな間の抜けた雰囲気を感じます。
こちらは2006年初訪問時のカットですが、男鹿線の列車です。
男鹿線には秋田駅は属しておらず、3駅先の追分駅から分岐/所属となりますが、乗り入れており、逆にここ秋田からも出ているという訳です。なまはげの街・男鹿への路線の電車、分かり易いイラストで。
駅構内にあった蒸気機関車のミニチュア展示です。
ミニチュアといえど、結構なサイズでなかなかの重厚感がありました。
下側の写真でこの重厚感が伝わるでしょうか(^^
として、それぞれの衣装を着たマネキンが並んでいました。
左から「西馬音内盆踊り」、「毛馬内の盆踊り」、「一日市の盆踊り」とありました。
西馬音内盆踊りは雄勝郡羽後町西馬音内に伝わるもので、毛馬内の盆踊りは鹿角市、一日市の盆踊りは八郎潟町に伝わるものだそうです。それぞれにかなり違った特色があって、盆踊りと一口に言っても実に様々、奥深いものがあるのですね。
●なまはげUP
これも駅構内で、男鹿線の「秋田⇔男鹿」の表示と共に壁掛けのなまはげが一対ありました。
子供が見たら泣き出しそうなレベルですね。個人的に幼少期こういうのすごく怖いと思ってたので…。トラウマになります。
上のなまはげ面をバックにするこの位置に、大きな提灯の塊?がありました。
日本三大提灯祭りのひとつといわれる「秋田竿燈(かんとう)祭り」のもので、国指定重要無形民俗文化財です。沢山吊るされた提灯を稲穂に見立てて練り歩く祭りということで、さぞやスケールの大きな祭りだろうなと想像させられます。
改札を出てすぐの天井にもこのように竿燈祭提灯群が吊るされていました。改札出て見上げたらあるという非常に存在感の高いもので、昨年秋に来た時もありました。
改札を出て、自由通路の途中にあった、なまはげの顔抜き看板です。
こちらは赤と青の対でした。顔がない分だけ怖さはありません(笑)
方言丸出しで、秋田を感じさせてくれます。
2006年当時のものですが、今もほぼ変わらずです。
秋田駅で印象深いのはなまはげも竿燈もですが、個人的にはこの自由通路ですね、構内の歩道にして街灯がある、というこの不思議な感覚が初めて訪ねた時からとても印象深かったです。秋田駅=街灯、が条件反射的に出ます。
駅の自由通路を出て、そのまま2F部分から右斜め前を見下ろした感じの様子です。
バスターミナルとなっていて、秋田空港行きのバスに何度かここから乗りました。
バスターミナルの向こうのビルの合間が駅前通りとなっています。
●駅前通り
上の写真での説明通り、ビルの合間に、この駅前広場から伸びています。
ここから歩いて程なく、右手に久保田城跡があり、駅前をちょっと観光するならまずは寄ってみてもよい所だと思います。
●秋田駅 駅舎
下2枚ありますが、上側は2012年、下側は2006年当時の様子です。基本的に変わっていませんが、屋根まわりの曲線が印象深い個性的な駅舎です。
駅舎からそのまま2F部分の屋内通路がずーっと伸びているのも特徴的です。
駅前広場は広大なバスターミナル、の印象が個人的にはかなり強かったです。