(2015年1月当時)
●新井駅前通り
新井駅の向かいには「新井信用金庫」の大きな建屋がデンと建っているのですが、これを左にややそれた形でこのような駅前通りが続いています。
旧新井市時代からの市の中心駅前ではありますが、それを感じさせない?!ほのぼのとした雰囲気を醸し出していて、特に手前の建屋の年季の入りようときたら、見事なものです。
上の写真の通りの起点ともいうべき、駅から左へそれた角のあたりですが、歩道はかき分けられて、両サイドに雪が固められ、まるで塀のようでした。そんな歩道を通って駅前の通りへと抜けます。
駅前通りを歩き始めて程無くで出くわした「頸南(けいなん)バス」ターミナルののりばです。
新井駅と共に、もうひとつの交通の要としての役割をもつものでしょうか。このバス会社の本社はここ妙高市であり、妙高市を中心にバス事業を展開しているといいます。
駅前通りを進んで行ったところですが、商店が続きます。
朝早くの訪問もあり、ほとんどがシャッターの下りた状態でしたが、現在も営業している店舗はどの程度なのでしょうか。黄色い庇のコーヒーハウスが開いてたらいいな、と思うのですが、現役でやっているお店なのでしょうか?
北陸新幹線の「上越妙高駅」というのが誕生する(この時、開業2ヶ月前)という事で看板が大々的に出ていました。誕生といっても新たに駅ができるのではなく、この新井駅の2つ隣の「脇野田」という駅に新幹線を追加する形での誕生です。
また、いかにもここ妙高市にできるように思えますが、所在地としては上越市となります。上越市の高田とここ妙高市の新井という互いの中心駅の間にできる形で、このような名前になっているという事です。
この人口の少ない妙高市にも新幹線の恩恵を受けられる、事になるのでしょうか。
●妙高市役所
敷地入口から建屋へつづく屋根つきの通路に豪華な雰囲気を感じます。
当地は北国街道の「新井宿」として栄えたところで、頸城平野から信濃へ抜けていく交通の要衝でした。佐渡の金は高田宿まで取りに行って、関山宿へ運んだといわれています。
右側に写るいかにもコンクリートな建屋が年季を感じさせて、雪と相まって荒涼感に満ち溢れた感じで惹かれました。
道路の両サイドは雪が積もって固められている中を歩く訳ですが、歩道幅が狭く、また凍っているか?の心配もあり歩行は大変でした。暮らしておられる方々はこれが日常な訳で、大変だと思うしすごいとも思います。
角の部分に出入口のあるこの新井郵便局。
そのおかげでこんな感じで撮れました。V字のように広がっていて、真ん中の丸くて太い柱も印象的でした。
辺り一帯は雪で埋められた感じの並木道を歩きました。
ここもまた歩道スペースは雪で埋まっているので車道スペースを歩かねばならず、時々車が通るので気をつけなければ…という感じでした。さすがは冬の雪国ですね。
●板張り
少し道をそれて入ってみると、見事な板張りの建屋が。
雪とこの板張りとのコントラストも素晴らしいなと改めて感じたものでした。
の写真はこれです。
少しびっくりしましたがこんなにウサギが沢山いました。
最初鳥カゴかと思ったんですが、地面に置いてあるんで何かと思って見てみたら…。新井の地で大きなインパクトのあったもののひとつでした。