タイ/バンコクの旅行記第4弾は、ルンピニ公園をとりあげます。
MRTのシーロム駅からアプローチしました。
(2014年8月当時)
●標識
ルンピニ公園へ向かう途中の交差点付近にあった標識です。
片方向はタイ語、もう片方向は英語表記となっていて、それぞれ違うものを何故違う言葉で書くのか?と思いました。どちらにせよ英語の方しか読めませんが…。
高層ビルの上層にもこんな風に王妃の像が!
つくづく王国だな、という事を感じさせられます。本当にどこでも見られましたが。
という訳ではないんでしょうが、タイで初めてマトモに見た鳥で、個人的にあまり見た事のないような鳥でした。ムクドリとかそういう系統の鳥でしょうか。
このあたりから公園敷地内のカットとなります。
●ラーマ6世像
ここでなんといっても一際目を惹くのは、この「ラーマ6世像」です。この時のタイの観光で初めてこのような像を見ました。
現在のタイ国王はラーマ9世で、なんと1946年から今に至るまで69年も在位している訳ですが、その3代前の国王という事になります。ラーマ6世は1881年で1925年に亡くなっており、在位期間は1910年から25年までとなります。第一次世界大戦が治世中で最大の出来事になるでしょうか。ここにこの像があるのは、このルンピニ公園が1920年代、彼の治世下にあった頃に造られたからでしょう。
タイ王朝において初の海外留学をした国王で、イギリスに滞在し、帰国後即位して先代の始めた改革を推し進めた人物とされています。義務教育化とか氏姓制度とか、日本の夜明けの時期のような内容でした。あと、歴代国王を「ラーマ〇世」と呼ぶことに決めたのもこの国王の時だそうです。
●ラーマ6世像の下
像の土台部分です。
タイのこういう飾り物はホントに金とかそういう系の色が目立ってきらびやかですね。
そして「象」!
タイの人にとって象は切っても切れない関係で、生活・宗教・戦闘いろんな場面で関わってくるといい、王や王妃の肖像などがあちこちで見られると共に、この「象」もまた至る所で見られます。信仰心の強い国という事は本当に強く見受けられます。
●BTS
ここへはMRT(地下鉄)のシーロム駅から来た、と冒頭触れましたが、この駅はBTS(高架)のサラデーン駅とも乗換可能な距離にあり、ビル群をバックに高架の上を電車が走っているシーンが撮れました。
タイにも花時計なんてあるんだ、と思いながら見てました(笑)
向こうに見えるゲートの先が本格的な公園敷地内となりますが、その広さは570,000㎡というので、正方形でいうと800m弱四方ということになるでしょうか。よく言う東京ドームでの尺度でいう、12個分相当です。
いよいよ本格的に敷地内に入りました。
ちなみに入場無料です。
海外のこういうゲートのあるところって、まず無料で入れるのかどうか気になってしまいますが、そこは人が入っていく様子をじっくり見て「大丈夫!」と判断して入らせて頂きました(笑)
この時の旅では、ここや寺院関係少し入りましたが、入場料払ったのは世界にとどろく「ワットポー」ぐらいでした。
と思うようなものが沢山ありました。説明書きがタイ語だとサッパリ分からずで、これがなんのものなのか全然分かりませんでした。
公園敷地内にあるこの絵の描かれたバス…
この正体は「トイレ」でした!
利用はしませんでしたが、タイの公衆トイレは有料のところも少なくなく、ここもそうなのかな?と思いつつ暫く眺めていました(笑)
タイ語で書いてあったのでこれまたサッパリでしたが、絵でなんとなく雰囲気分かるかなと…。
とりあえず園内は禁煙なので、タバコを吸われる方は要注意です。
公園内の池です。
この公園をくまなく回った訳ではないんですが、池にはオオトカゲが多数みられる、とありました。事前に見た旅の本になく、現地でネット全く使えずで、結局帰ってからつかんだ情報でしたが、人を見たらすぐ逃げていくというオオトカゲ、みてみたかったようなそうでないような…。
とにかくのんびりしたスペースで海外旅行に来ている事さえも忘れそうでした(笑)
屋根つきの休憩スペースがあり、ちょっと座っていこうかと思いましたが、主のようにドカッと居ついていた方がいたので遠慮しときました。
暑いのでこういう屋根のついた日よけの出来るスペースというのは貴重ですね。