角田市は宮城県の南東部に位置し、人口は30,107人(2014.12.1現在)で、古くは養蚕が盛んで、その後は電機や自動車部品メーカーなどが進出しています。また宇宙開発機構の実験・開発施設である「角田宇宙センター」があり、高さ約40mの大きなロケットの模型が立っています。
-阿武隈急行/角田駅-
【路線】阿武隈急行線(福島-槻木間)
【開業】1968年4月1日
【訪問】2015年1月
【1日あたり平均乗車人員】 1,724人/日(2001年)
【近隣の主要駅】(福島方面)岩沼駅→隣駅
(槻木方面)槻木駅→4駅
●駅名標
今年の1月3日、2015年初の未訪市訪問を登米市にて行なったのですが、そこからJRで槻木駅まで出て、ここで阿武隈急行に乗り換えて辿り着きました。
宮城県で最後に訪ねた市であり、この到着を以って宮城県全市訪問達成となりました。東北地方で残る未訪市は、青森県十和田市と岩手県陸前高田市の2つを残すのみです。
角田市の中心駅であり、角田市は近隣の槻木駅がある柴田町より人口が少ないながらも駅利用者数は、この角田駅が阿武隈急行線内では最多となっています。
とは書いておらず、唐突に「梅花の里」とありました。
で、その下に色々と…。
徒歩圏内で行けるのが上の2つぐらいですね。スペースタワー・コスモハウスって事で、JAXAの角田宇宙センターがある事もあり、ここに大きなロケットの模型が立っています。高さ40mにもおよび、この時、角田で行く所はここ!と決めたのが駅を出て、大きなロケットが見えた時からでした。その時まではどこへ行くか全く決めてませんでした、自分の旅ではよくある事ですが…
細い柱で支えられた屋根のある部分が結構長く続いています。
余分なものがない閑散とした雰囲気でした。
●跨線橋内部
階段部分と橋の部分です。
いずれも通路幅としてはやや狭めで窮屈な雰囲気で、掲示物は全く無しでした。
跨線橋からホームを眺めた様子です。
こうして見ると屋根のあるエリアは結構広く取られているなと感じます。
●絵つき駅名標
絵のついた吊下げ式の駅名標が別にありました。
ロケットの町、という事をアピールしたものとなっており、その事がこれを見て完全にこの町のイメージとして結びつきました。
駅出ての景色です。
駅前の通りは実に見晴らしがよく、道路のサイドに建物がない感じでした。市の中心駅の駅前らしからぬ光景でした。
と銘打たれたこの駅舎には角田市観光物産協会が入っています。
同じくですが、「宇宙」が独特でした。
自然や歴史ってフレーズはどこの町でも語られる事ですが、宇宙という部分は角田ならではのものです。
来る前は全く意識しておらず、ロケット模型の存在すら知りませんでしたが、来た時にこの関連のものを見たいという想いが湧きあがり、またこれが駅の割と近くで見れるというので、ホントこれは宮城県で最後に訪ねた市の旅として収穫でした。
●角田駅 駅舎
前回記事の槻木駅と見まがうほどに似た規模/形状の駅舎です。
真ん中が直方体の上に半円状の形で両サイドが角ばった感じの建屋で。こちらの方が規模としては大きいかなというところです。