続々トラベルとかナントカ

日本全792市を訪問した駅や旅の記録です

秋田/鹿角 花輪城在りし日へ

秋田県鹿角市JR鹿角花輪駅からの歩き旅です。

(2014年5月当時)

駅前通

駅記事にもまっすぐのカットで載っていましたが、駅からまっすぐの通りが始まったばかりの所です。そこそこ商店街らしいエリアを形成はしています。

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●マンホール

鹿角市のマンホールです。

声良鶏(こえよしどり)でしょうか。駅前にもなかなかの大きさでモニュメントが立っていましたが。秋田といえば比内鶏があまりに有名ですが、いわば鶏どころともいうべき、鶏のブランドがしっかりした所です。

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●街角に…

時々散りばめられるように点在していた昔の地元風景写真と和歌。それぞれに趣きあってよろしいな、と思いました。

昭和40年代の通りが紹介されていましたが、初期か晩期かで全然違う時代ですね、昭和40年はまだ東京オリンピック開催翌年の高度成長真っ只中で、49年だともう昭和50年代がすぐそこ、というかなり近代化した年代なので、全然違います。

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●トリオソナタ

花輪中央通りポケットパークという通り沿いに面したところにポケットのようにつくられたミニ公園があり、その中のモニュメントです。

長身とおぼしき三人の女性がそれぞれ違う楽器で奏でるメロディー、そのハーモニーの美しさが想像できます。

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●板張り

右に写っているのはポケットパークの端っこの階段ですが、これと道を隔てて、小川が流れていてそしてこの板張りの家屋が!こういうの遺産レベルじゃないかな、と思ってつい見入ってしまいます。

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●花輪ばやし

駅前通りをまっすぐ、短いこの通りを突き当りまで行ったら、ハッキリとした商店街に出くわします。その道路上の一角にこのような屋台のミニチュアが。

日本三大ばやしのひとつとされる「花輪ばやし」の屋台が道路沿い歩道の一角にケース入りにて置かれていました。毎年8/19,20に祭りがあるようです。

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●ハミングロードおおまち

という訳で、駅前通りの突き当り、角を曲がればこのような商店街、どっからどう見ても商店街の街並みがズラーッと続いています。商店街唯一のスーパーマーケットであった「いとく」が撤退してからは空きが目立ち、その跡地を何とかして埋めようと様々な試みがなされているという事です。

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●ハミングロードを行く!

朱色の柱が続く道がうつくしいこの商店街、屋根も朱色の骨組みが弧を描き、これが美しく続いています。こういう通りに出くわしただけでも鹿角に来て良かったと思いました。

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●旧花輪城大手口

花輪の地名は花輪氏からきているといわれ、花輪氏の居館とされた城の跡地で、北館、南館、本館と三部構成になっている平山城です。

築城年代は定かではありませんが、戦国時代の16世紀後半には色々と激動の歴史を刻んだようです。

中央に掘られた急な坂道がこの大手口だと書かれていました。

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●坂道をのぼる

大手口前を通り、崖下を道なりに上ってゆきます。

駅前からこの崖周りの風景を見てた時に行きたいなと思って、ふと上ってみたのです。

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●花輪の風景

花輪の街を見渡せる所まで来ました。

そんなに高くなく、しんどい思いをせずに上って来れるので鹿角に来たら、ここへ上って花輪の街を見下ろすのもいいかなと思います。

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●城跡色濃き道

花輪の街を見下ろして。さらに上り坂を少し。

桜の花びらに敷き詰められた坂道を上っていきます。

サイドの山の尾根のような部分に昔の城跡を感じます。ここを昔の武将が通ったり過ごしたりしていたのか…??静かな夜などに思いを馳せれば情景が浮かびそうです。(夜はかなり怖いと思いますが…)

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愛宕神社

丘のてっぺんに鎮座する神社です。

城跡を感じさせる丘にポッツリと置かれ、城のあった往時にも何かしらの建物があったのでしょうか。おそらく天守閣のあった壮大な城ではなかったと思いますが、それでも北館、南館などがあったという事は、それなりの建物があったという事でしょうね。

そんなところで、この花輪の街の旅、一度ここで切らせて頂きます。

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