(2013年3月当時)
▼商店街MAP
江津駅前の商店街MAPとして、大きな看板が出ていました。
玉江〇丁目商店街、という名の商店街が大半を占めています。
江津駅を中心として線路に沿って街が開けている格好で、駅の真ん前の通りは、玉江三丁目商店街として最多の店舗数を誇ります。
▼駅前の道
左に駅舎が見えていますが、線路と平行に続く道、玉江三丁目商店街の一角でもあります。
雑な撮り方ですみません、左には桜とつつじが配され上は星高山という山、その下は江の川と新江川橋、という構成になっています。
星高山には、学校の夏休みに相当する期間の夜、山のてっぺん付近に☆マークの火文字が灯るといいます、約1000個の電球群ですが…。大文字焼きみたいなイメージですね、見た目には。
江津市の名所の一つといえる存在のこの松並木。
かつて、この江津の沖田屋七代目である横田五左衛門美啓は、享保の大飢饉の時に私財を投じて、難民救済のため耕地造成とその耕地を海から吹く風に乗る砂から防ぐために、防風林としてクロマツを植樹し、これを成し遂げました。
その松林が300年の時を経た今も、この江津の浜辺に息づいているのですね。
▼日本製紙 正門
製紙業界で国内2位の日本製紙、そのケミカル事業本部の工場としてこの江津事業所があります。
ここでは溶解パルプなどを主に生産しているそうで、中でも精製度が高く、セルロース含有量の多いパルプなのだそうです。
▼江津工業高校
就職率100%を謳う江津工業高校の門からのカットです。
▼江津工グラウンド
江津工といえば、70年代~80年代前半にかけて主に中日ドラゴンズで活躍した三沢淳投手の出身校です。
三沢投手はここ江津工業から新日鉄広畑を経て、1972年に中日に入団、以後中日の主力投手として80年代半ばまで活躍したアンダースローの投手で、特筆すべきタイトルは獲っていないものの2ケタ勝利を5度も記録し、9回2死でノーヒットノーランを逃した事もあります。中日で挙げた白星としては歴代9位となる105勝を挙げた輝かしい実績を持ち、後に衆議院議員を1期務めています。江津の公立高校からプロの世界に入った稀有の存在でもあります。
▼海への道
江津工などの通りから少しそれるだけで、このようなあぜ道に入り、その向こうは海です。
江津市の他の駅の近くの海岸は見た事あったのですが、江津駅から気軽に海へアクセスできると思ってなかったので、なんだか意外でした。
▼江津の海
江津では黒松海水浴場等の海岸がありますが、江津駅付近の海はこんな様子です。
特に海水浴場的なものではないですが、海辺の景色はいつどこで見てもいいものですね。
ここまでの江津の姿は江津工と海と松の様子、という感じですが、「江」も「津」も水に関わる言葉で、それをキーワードに旅するのもいいな、とも思いました。