続々トラベルとかナントカ

日本全792市を訪問した駅や旅の記録です

JR西片上駅 (岡山県備前市)

岡山県備前市JR西片上(にしかたかみ)です。

備前市ではJR備前片上駅という隣の駅をupした事がありますが、駅まわりの賑やかさからすれば西片上の方があるかなという感じです。

-JR西片上駅
【路線】
JR赤穂線(相生-岡山間)
【開業】1963年5月1日
【訪問】初訪問-1993年9月
【1日あたり平均乗車人員】 497人/日 (2010年)
【近隣の主要駅(相生方面)備前片上駅→隣駅 
          (岡山方面)邑久駅→4駅


駅名標周辺

今年で開業50周年の節目の年を迎えますが、開業が1963年という比較的新しい駅です。初訪問は今からちょうど20年前の1993年9月、やはり開業30周年の節目の年でした。備前市では山陽本線三石駅を訪ねたのが初めてでしたが夜ばかり(帰省途中での乗換)で、昼間に備前市で初めて訪ねたのはこの駅であり、備前市内を初めてまともに町歩きしたのもこの駅周辺でした。

隣は備前片上という駅で、これに対しての「西」片上というと、備前片上に対して「従」の関係のように思えるかもしれませんが、駅利用者数はこちらの方が備前片上193人に対して、約2.5倍多くなっています。

ちなみにこの写真は、17年ぶりの再訪となった2010年11月当時のものですが、久々に訪ねても殆ど変わった雰囲気は見受けられませんでした。

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ホーム

1面1線のみです。市内でも多い利用者数を持つ駅ですが意外に…。立地の都合もあるのかな、とも思いましたが…

屋根のあるエリアはそれほど広くありませんが、木造の長ベンチが多くの脚を持ちながらひとつになって続いているのが印象的でした。

ホームから線路の向かいは築堤のような感じで、多くの家の屋根が見えます。

線路の向こうはトンネルですが、向こうが相生・姫路、ひいては大阪方面になり、手前は岡山方面です。

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ホームからの眺め

備前市では最も駅前が賑やかな感じ、と冒頭書きましたが、市内他の駅前に比べると実に多くの家屋が立ち並んでいる、と感じます。

右側はかつての天満屋でしょうか、10年ほど前に撤退したようですが、初訪問の1993年当時は天満屋があってより賑やかな雰囲気だったおぼろげな記憶があります。

ちなみに1面1線だけのホームの向こうは、こんな柵のみでした。

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駅舎内

改札は切符入れに収める形となっており、出札が見えますが、現在は使ってないのではないでしょうか?窓口営業時間の表示はとりあえずありませんでした。

しかし自販機が複数台入ってたりします。無人駅で駅舎内に自販機あるケースってあんまり覚えがない気がします。

券売機は床置き式のタイプがありました。ここもまた木製ベンチが続いていましたが、座布団も一部設けられていました。

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駅前

駅出ると、いきなり国道2号線です。いちおう市の代表駅的存在でありながら、1面1線のホームやこの駅前の姿など、らしからぬ部分が多い所です。市内だと西にある伊部(いんべ)駅の方が駅舎の大きさ、駅前の雰囲気など中心部っぽい雰囲気もありますが、利用者数は西片上の方が若干上回ります。

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西片上駅 駅舎

見事なくらいに真ん前が国道で、駅前スペースは横っちょにちょこっとあるくらいです。平屋建てで無人駅で、何の店舗も団体も駅に入っていません。

これなら遥かに利用者数の少ない隣の備前片上の方が立派な雰囲気ですが…

しかし50年前に後からつくられた駅である事を考えると、この場所にそれなりの需要が見込まれ、そしてそれなりの人員が利用しているという事にはなるのでしょうね。

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