青森県黒石市の弘南(こうなん)鉄道/黒石(くろいし)駅です。
黒石市は青森県のほぼ真ん中に位置し、人口は34,643人(2013.6.1現在)で、弘前藩の支藩として黒石陣屋がかつて置かれ、黒石焼きそばなどのB級グルメを有し、また黒石のねぶたなどでも有名です。
-弘南鉄道/黒石駅-
【路線】弘南鉄道弘南線(弘前-黒石間)
【開業】1950年7月1日
【訪問】2013年8月
【1日あたり平均乗車人員】 不明
【近隣の都市駅】(弘前方面)平賀駅→7駅
▼駅名標
この盆休に行った最初の未訪地でした。青森県の新しい市を訪ねるのは実に4年ぶりで、青森県の訪問自体もイコールです。
弘南鉄道は弘前駅から1本道で走っている約17kmの路線で、弘前からきてここが終着駅になります。1912年には旧国鉄の黒石駅として誕生しましたが、その後1950年に開業したのが今の弘南鉄道の弘南黒石駅として誕生しました。国鉄黒石駅は1984年に、弘南黒石駅に統合され、86年には現在の黒石駅を名乗り、98年にはJR黒石線が廃止されたという歴史をもっています。
▼ここへの切符
弘前駅から450円でした。
時間にして約30分で、終着のここ黒石に着きます。
きっぷは硬券ではありませんが、このようにハサミを入れてくれます。(自動改札がないので…)
▼電車
上の電車は「さくら」なるヘッドマークがつけられ、下の中線に停められていた車両は「こけし」というヘッドマークがついていました。いずれも7000系というもので東急の7000系だったものだそうです。
▼ホーム
ホームはこの1面2線のみです。
右向こうに写っているのはJR黒石線の使っていた検車庫で、そのまま残っています。
▼車止め
上の写真の右側の2番線の車止めです。
両側このような行き止まり式の頭端(とうたん)式のホームとなっています。
▼駅舎内
シャッターの閉まった所に沢山のポスターが貼られていました。
このすぐ左が改札で、このシャッターと向かい合う形で出札があります。
で、このポスターの中のひとつに「田んぼアート駅開業」とありました。田んぼアートはニュースでよくやってましたが、それを名乗る駅があったとは…!それこの7/27に開業したばかりといいます。行程の都合上行けませんでしたが、ここからわずか3駅なので田んぼの時期に行ってみるといいと思います。(通り掛かりはしましたが…)
▼バスのりば
駅前には立派なバスのりばがありました。
鉄道と同じ名の「弘南」バスで、市外各地を結ぶ線と共に黒石市回遊のバス路線などもあります。
▼駅前ロータリー
を横からのカットです。
右側が駅になります。
ちょっと自動車学校っぽい島の具合が…いい感じでした。
▼黒石駅 駅舎
駅舎はこの茶色の建物で、ハッキリ言ってとても小さかったです。
隣はCO-OPが入っていて、この建物の方が駅をかき消すぐらい?!目立つ印象を受けました。角度によっては、覆い隠しているようにも見えます。