長崎県松浦市、長崎県で最も人口の少ない市で、松浦鉄道/松浦駅からの歩き旅です。
(2012年7月当時)
▼西肥バス 松浦ターミナル
松浦駅の記事に出ていた南口の駅前からまっすぐ歩いて100mほどの地点、駅からは最初の信号となる(この写真の突き当りが駅です)この角にある西肥バスのターミナルです。
西肥バスは佐世保市に本社を置き、肥前国の西側である長崎県の北部と佐賀県の北西部を主なエリアとして運行されているバス路線です。ここ松浦は営業所等ではなく、単にターミナルとしてバスが発着しているようです。にしても、すごく渋い建屋でした。
▼銀杏ヶ浦の五輪塔
立っている札の左側のものです。
その多くの部分が室町期につくられたといわれています。宗家松浦3代清公の子が1270年代にこの地を治めていた為、彼を祀るために造られたとの説があります。
五輪塔もそうですが、その前の丸いものが謎で、またそのバックにあるレンガ建屋など、ハッと目を惹くものがこのひとつの視界に多数見られました。
▼商店街
上の写真の角を右に曲がった所の通りです。
昔ながらの商店街の雰囲気で、こじんまりした商店が並んでいました。
▼総親和の碑
昭和60年に建てられた碑のようですが、昭和30年に松浦市としてスタートし、市制30周年を記念してのものだそうです。
市民総親和の重要性を再確認する、その象徴的存在であり、月と鳥は市民の希望と福祉を象徴し、家は平和な家庭生活の象徴、その他地場産業や工業を象徴するものを表し、市の更なる発展を希望し、見届けていくもの、というところでしょうか。説明板が少々草で隠れかかっていましたが…
▼時計塔
上の写真の碑があった所の公園の端、道沿いの部分にある時計塔です。
向こうには、「西九州自動車道の早期実現を」と呼びかけた広告塔が建っていました。
西九州自動車道自体は既に1988年より開通していて、福岡県福岡市から佐賀県武雄市までの約150kmを結んではいますが、松浦の部分は計画中の段階で、予定では2018年開通予定とありました。
▼松浦市役所前 バス停
冒頭の写真にあった西肥バスの停留所です。
あの分が「松浦駅前」バス停扱いであり、その隣がこの停留所という訳です。
駅方面が1時間に1本程度のダイヤとなっていましたが、月~金曜のものでした。
▼松浦市役所
思ったより立派な素晴らしい建屋でした。思ったより、というのは人口が2万台前半という所からの勝手な思い込みによるものです。
青い空に白くて角ばった建屋がよく映えていました。
それぞれ反対側から撮ったものです。
▼松浦市章
松浦市の頭文字であるアルファベット大文字の「M」をモチーフに「産業創造」の未来へ躍進する都市の姿をダイナミックに図案化し、ハートの形で「個性」きらめく「交流(ふれあい)」と「ぬくもり」のあるまちづくりを表現しています。また、赤は太陽を、緑と青で豊かな自然を表しています。
…とあります。
ここでは色がついてないんで分かりにくいですが、上の小さな〇が本物の市章では赤く塗られており、曲線の左半分(内に入り込んでる方)が緑、右半分の外へ伸びている方が青となっています。
この頃TVで人気のBerryz工房「ももち」のももち結びみたいな形ですね(笑
▼がんばらんば
長崎がんばらんば国体2014の大きな看板が出ていました。