勝山市は福井県の北東部に位置し、人口は25,513人(2010.6.1現在)で、福井県の市では最も人口の少ないところです。恐竜の化石が多く出土し、「恐竜のまち」としてアピールされています。驚くべきはForbes.com 世界でもっとも綺麗な都市トップ25で、アジアではトップの9位にランクインされている事です。1位のカルガリーをはじめホノルル、オスロ、チューリッヒなどが上位にランクする中、Katsuyama、Japanとして堂々と肩を並べています。しかし海外の各都市がその景観の写真と共に紹介される中、勝山市の写真は恐竜のドアップだったのは笑いましたが…。
-えちぜん鉄道・勝山駅-
【市内】市内4駅(全てえちぜん鉄道)中の中心駅
【路線】えちぜん鉄道・勝山永平寺線(福井-勝山間) ※終着駅
【開業】1914年3月11日(訪問は2006年6月)
【1日あたり平均乗車人員】 不明
【近隣の都市駅】(福井方面)福井駅→22駅
▼2003年までは京福電鉄が運営していた「えちぜん鉄道」の盲腸線の終着駅ですが、1974年まではその京福で大野市まで電車がつながっていたといい、今では大野市もこの勝山市もそれぞれ福井から電車でいくつもの駅を越えてたどり着く事となります。
これは駅の横からのカットで、左側のバスが停まっているスペースは極めて狭小となっており、よくこんなとこにバスが停まってるな、と感心したものです。スペースの関係上横から見た方が見やすいせいか、横からも駅名表示がなされています。
▼その狭いスペースから取った正面からの駅舎です。
日本家屋風の立派な駅舎です。つし二階というか、二階の屋根部分が低くなっているこの構造は江戸時代、大名行列を見下ろしてはならないという事から屋根が低く抑えられたという背景があります。
福井県の内陸部というのはあまり都会的なところがあるとは思えませんが、内陸部の市として大野市と共に核をなしていると言ってもいいでしょう。
▼駅の真横はいきなり恐竜たちのお出迎えです。
ここばかりでなく町中至るところ、色んな形で恐竜たちと出会えます。
▼京福電鉄が運営していたのは先述しましたが、バス路線は京福バスが走っていて、もうひとつの内陸部の市・大野とも結ばれているようです。
▼「恐竜王国 勝山」と銘打たれた下に市内の観光案内図がありました。
地図の周りに書かれてる絵は恐竜ばかりでした。自分が子どもの頃はちょっとした恐竜ブームだったので、子どもの頃来てみたかったと思えるような町です。