有田市は和歌山県の北西部に位置し、人口は30,263人(2010.7.1現在)で、このブログもおかげさまでアクセス数が30,000を突破したので、自分の行った所で人口30,000以上の所でどこをUPしようかと迷っておりましたが、有田みかんがあまりに有名なこの有田市の駅にしました。
ここ有田市は「ありだ」と濁ります。佐賀県の有田町(これまた有田焼があまりに有名)はそのまま「ありた」と読みます。昔っからダンボールといえばみかん箱、みかん箱といえば当然のように「有田みかん」を連想しましたが、恥ずかしながらここへ行くまで「ありたみかん」だと普通に思っていました。
-JR箕島駅-
【市内】市内3駅(いずれもJR)中の中心駅
【路線】JR紀勢本線(亀山-和歌山市間)
【開業】1924年2月28日(訪問は2009年8月)
【1日あたり平均乗車人員】 1,888人/日 (2006年)
【近隣の都市駅】(亀山方面)御坊駅→7駅
(和歌山市方面)海南駅→5駅
▼和歌山県では御坊市に次いで2番目に人口が少ない市がこの有田市ですが、ここには有田駅なるものはなく、この箕島駅が中心で、その箕島の名も有田みかんに負けず劣らず、高校野球にて全国的な知名度を持っているといってもいいでしょう。ちなみに県内には同じ紀勢本線で紀伊有田(きいありた)駅というのが串本町(本州最南端、潮岬のあるところ)にあり、また佐賀県の有田町には本家ともいえる[E:sign02]「有田駅」が存在します。
ここに降り立ったのは一年前のちょうど今頃になりますが、この一連の紀勢線の旅の前は、和歌山県の市といえば、和歌山、海南、橋本と北部しか行った事がありませんでした。
▼ホームは2面3線で、跨線橋にてつながっています。
特急くろしおなどが一部停車し、この右側のもその「くろしお」でしょうか。この駅ではあまりホームの写真を撮っておらず、また両サイドに電車がいて、2面3線と分かるようなカットになっていませんが…。
▼箕島駅の駅舎です。
褐色の三角屋根を持つ平屋建て駅舎ですが、市の中心駅としてはやや小規模な感じで、それなりには横に長い建屋になっていて、向かって右にはコンクリート色丸出しのトイレがあります。
タクシーがこんなにバラバラと間隔あけて停まってるのは以外に珍しい光景のような気がします。出入口付近は以前からの駅名表示で、左側がJRになってからの表示というところでしょうか。