中能登町は石川県の北部、能登半島の真ん中部分に位置し、人口は18,527人(2010.6.1現在)で、この駅のある旧鳥屋(とりや)町と鹿島町、鹿西(ろくせい)町とが2005年に合併してできた新しい町で、ここより北を奥能登、南は口能登と呼ぶんですね。
-JR良川駅-
【町内】町内4駅(いずれもJR)中の中心駅
【路線】JR七尾線(津幡-和倉温泉間)
【開業】1901年6月15日(訪問は2010年7月)
【1日あたり平均乗車人員】 322人/日 (2007年)
【近隣の都市駅】(津幡方面)羽咋駅→4駅
(和倉温泉方面)七尾駅→3駅
▼旧・鳥屋町では唯一の駅で、現町内4駅のうちで他に鹿島町に1駅、鹿西町に2駅となっています。
現・町役場はこの駅と隣の能登二宮駅の中間辺りに位置しており、役場の最寄駅とは言いづらく、駅規模も突出して大きいなどという事もなく中心駅を特定しづらいものがありますが、特急「サンダーバード」が1往復だけですが停車する町内唯一の駅という事で中心駅と見なしてよいのでしょう。
▼1往復のみですが特急が停車するという事で、足元に停車位置を示す標識が付けられています。
▼ホームは2面2線でサイドの色が青い跨線橋でつながっています。
ホームは左側が跨線橋から室内型の待合室の部分まで屋根が設けられていて、反対の右側ホームもほぼ同じ長さの屋根が設けられています。
▼上の写真の左側のホームにて跨線橋を降りたばかりの所からのカットです。
待合室は柱の向こうにあるのですが、手前には自動券売機とそれ用に作られたと思われる屋根つきの囲いがあります。向かいが駅舎側ですが、コチラからも出る事ができますし、また乗る事もできるよう(わざわざ向かいホームまで行ってきっぷを買わずに済むよう)券売機が設置されています。
ちなみに向こうの待合室は建物財産標によると昭和23年のものとの事です。
▼上の写真のホームの出口です。こちらは駅舎も改札もなくこのまま出るだけですが、手すりが設けられています。
▼跨線橋内です。
荒涼とした雰囲気の中、両端に僅かに掲示物がありました。
▼駅改札への出口で、二段ほどの段差を降りたここを入ってすぐ左に折れた所に改札があり駅員さんが居ました。
そういえば券売機があったのに買おうとしたら「コチラで買って下さい。どこまでですか?」と窓口で買うことに。券売機壊れていたのかは不明ですが…。
▼良川駅の駅舎です。
平屋根でコンクリートの硬質な印象の強い建物ですが、窓はそれぞれ大きいなという感じがします。
駅前は広場というより全くの道路のカーブの途中にあり、車が縦に駐車できるくらいのスペースがあるくらいでロータリーも何もありませんが、このようにタクシーが何台か停まっていました。